2011年12月31日土曜日

神奈川武専感想文から

合掌
いよいよ2011年も終了。
人間社会にとって大変な365日でした。
多くの直接間接に関わるひとたちとの別れの年でありました。

感想文
本科1年
31)死についての話もかなりしていただきました。私は人間(魂)は死して終わらないと考えています。少林寺拳法の内修外修により本当の自己確立ができると思いました。

午前中の実技が難しかったがとても面白かった。練習してみます。

32)どんな人間でも最期には死を迎える。その中で、私利私欲を求める生き方はどうだろうか。教育的精神的な財産を残すために、内修外修の修行が重要である。

切小手の練習、攻撃をされた瞬間に当身を入れ掛手を中心に腰を動かしながら切小手の体勢に入る。

33)指導者からは口に出なかったですが、人間は何か特技を持っていた方が魅力で良いという事が分かりました。

一つ一つの動きが早くて分かりにくい部分があったが、受け方がとても良い勉強になった。

34)志を続けていくことは難しい。戦うための少林寺ではないが、「戦わない、戦えない少林寺」ではいけない。毎日鎮魂行を行うと良いよ。責任感を持って生きよう、やるべき時にやらずして何時やるのか?

35)「魅力のない自己は無力なり」という言葉が印象的だった。私も自分自身魅力をつけるように内修外修を両方修行していきたいと思います。

掛手のこつを教えていただき勉強になりました。

36)鎮魂行は内修のスタート。外修とsh義手の少林寺拳法は実戦的なもの。「魅力のない自己は無力なり」

技術とても参考になりました。

37)毎朝鎮魂行をやることで一日が変わる・・・行ってみようと思いました。
魅力のない自己は無力なり 今日できる事は何かを考え過ごしていこうと思いました。

受身(大車輪、横転より起き上がり)試験のポイントの説明がためになった。

本科2年

38)鎮魂行を一日のスタートにすると良いというお話があった。内修にあたり一日を心豊かな心で過ごすためにも良いことだと思う。少林寺拳法はもちろんのこと、色々な魅力を伝えて自分もしっかりしたものを認識することに注視する。

39)「仏教とは本来偶像崇拝はない。一人ひとりが坐禅を組んでいる姿こそが本尊である。」という話がとても印象に残りました。先生がくりかえし「人間はいつかは死ぬのだから、生きている今を悔いのないように過ごそう」と言われ、一日一日を大切にしなくてはと改めて思いました。

白蓮拳など、より実戦的な解説をしていただき、ためになりました。「戦えない少林寺拳法」を払拭するためにも法形の時も気を抜かずに力をこめて練習に臨もうと思います。

40)鎮魂行を毎日やっているというところに驚きを覚えたが、歩行禅というものを聞き、なるほどと思った。いつ死ぬかは分からない、いつかは死ぬ、生きている間に、など言葉に重みを感じられた。

巻小手~天秤固~続けて固技の練習がとても楽しかった。また、使える少林寺ということで行った燕返もおもしろみがあった。

穏やかな大晦日。2012年元旦まであと55分

合掌再拝 池上

2011年12月26日月曜日

神奈川武専感想文から

合掌
25日は大変な大雪で26日は朝からショベルローダーを借りて除雪のしどうしだった。隣近所の人の手ではかなわない雪の山を取り除く手伝いをした。
雪との戦いは本格的なものになってきた。
今も外は雪が降り続いている。

感想文 (原文のままに)
21)本科1年

池上先生、少々、いただけない面がある以下の如し。
毎日の習慣として鎮魂行を取り入れるとよい。これはその通り。しかし「みりょく(魅力)のある自己をめざす。」 「今現在、魅力のない人が居る」と考えている人の弁でごう慢。ある程度の歳になれば、自分の発言が常に自分に向いていることに気付くはず。残念。

技術、池上先生連日の働き、ごくろう様です。勉強になった。

池上からこの感想文にコメント!
さてさて、今回の神奈川武専の感想文の内でこれだけが頭から批判を加えたものであった。ただ、この感想文は神奈川武専の学生ではないことを教務に確認しました。
他の地区からの参加学生を含め提出の感想文にはこうした見方はただのひとつもありませんでした。
こうした見方は個人の判断です。実名で感想文を提出するのですからこれはこれでいいでしょう。

私の講義の内容は概略次の通りです。
開祖の法話において、
「魅力がなければ誰もついて来ないぞ。魅力ある人間になれよ!」と常に言われたことを多くの拳士は知っているであろうからそうした見解になることはないはずである。
内修、外修を通して修行することで自己確立を、生涯かけて理想境を目指す拳士の姿に、魅力のある豊かな精神性を追い続けるのは誰にとっても当然のことであろう!
私の年齢あるいは私の何たるかを含めて、この「魅力のない自己は無力なり」という主題を初めて今回の武専の講義を聴いてこれ程取り違えて聴くと言う学生のいることに正直驚きを隠せない。
青少年育成という大目的は魅力ある人づくりであり、理屈ではなく行動を起こせよという開祖の魅力に賛同し、私も指導者として35年を迎えた。そうした私が傲慢な人間であるという感想は、私を慕うまた多くの仲間をも否定する発言であるといったら言い過ぎであろうか。
また、どこかの武専で会うこともあるかもしれません。その時にまた本人と是非このことをいろいろ話してみたいものである。
余程の人物であることを期待したい。

この言葉は、私たち滝川道院・砂川道院のメインテーマスローガンとして位置づけているものであり、私自身を含め私たちの目指す人間像を象徴したものであり、布教普及のテーマであることを多くの人たちに理解されている。
開祖が我々に語りかけた「魅力ある人間になれよ。」ということを、経験を積んだひとりとして武専の学生諸氏に伝えているのである。
私の思いは変わることはないので、同士諸氏、ご心配ご無用!

魅力のないことは無力なり!絆を持って人間を愛そう!

今回の感想文のように受け止めるひともいることを知ったので今後その点を留意しながら講義をさらに熱いものにしたいと意を強くしている。

22)自己確立、自身確立ではないことを理解する大切さを学びました。「魅力のない自己は無力なり」という話を聞き、日々の生活の中で自己確立を進めていけるように努めていこうと感じました。

実践的かつ正確な指導が印象的でした。技の深さを改めて感じました。

23)内修外修について学んだ。人は必ず死ぬ、死ぬまで内修外修にはげむことです、という言葉が印象深かった。

24)北海道砂川池上先生、自己確立について、自身確立にならないようにと言うお話。毎朝鎮魂行を行っていらっしゃるということは素晴らしいと思います。歩行禅という面白い考え方で時間に余裕がない方にはピッタリだと思います。毎朝とはいかないにしても気付いたときにやってみようと思います。

白蓮拳と基本に変化形で色んな動きと固めにチャレンジ。法形があって乱捕りがあるのではなく乱捕りがあるという考え方。

25)内修の自己を確立して、しっかりと指導できるように自身だけでなく自己確立が必要であると学び、外修の役に立たない使えない少林寺拳法ではなく役に立つ少林寺をしたいと思います。「魅力のない自己は無力なり」は心に残りました。

基本科目はためになりました。道院に戻ってから指導に参考にしたいと思います。

26)正直、鎮魂行をしっかりやるということを学生が行っているかというと、ほとんどやっていない状況があると思います。しかし、心の健康を保てるというのはあるのだとろうと感じました。私もしっかり行い、そして内面も外面も魅力ある人になりたいです。

流れてすいつく受け、そして実践を考慮した動き、できるようになりたいです。

27)自己確立ではなく、自身の人が多い。人は何時、死ぬか分からないので、いつ死んでもいいように、一所懸命に生きていく

受身、音がでないようにする。突き、蹴り、受け方と技への応用

28)人はいつか死ぬ、という事が分かっていれば、日々の過ごし方や、いざという説きの行動が変わってくる。一人一人が坐禅を組んでいる姿そのものが本尊である。

天秤固からの変化に感動した。動画を見直して是非マスターしたい

29)毎朝鎮魂行をしていると聞き、驚きました。時間がかかるだろうと思ったのですが、歩きながらやっているとのこと。なるほどと思いました。3.11の震災関連のお話の行動力について見習いたいと感じました。

乱捕りに近い形での練習で、前後の出入りや固めへの連絡など勉強になりました。

30)内修としての鎮魂行→毎日やると人生が豊か、変わる是非やっていただきたい。神奈川からの2通の手紙(藤沢の女性、北里大)→開祖の話、原点に帰れ。我々の存在は思いがあるから、我思う故に我在り(デカルト)その我は死ぬことは明確である。その中で活き活きと生きるために内修鎮魂行が必要。鎮魂行は禅の一つ。人それぞれの禅があってよい。その人それぞれの世界だ。その人のものである。内修とはそういうものだ。(ブログ)われわれ少林寺の内修のスタートは鎮魂行である。年を経ると分かる。外修としての少林寺は斗に向いている。内修外修ともに自らが言っていることは、中から醸しだすように「魅力のない自己は無力」なりと。
東日本大震災、震災→お金も必要だが人でないとできないことあり。やるべきときにやらなかったらいつやるのか?
人それぞれの内修外修のストーリーあり。

池上コメント
一部原発関連の部分削除させていただきました。ブログを読んでいただき、また講義をきちんと理解詳細にわたる感想文心からお礼申し上げます。

合掌 再拝 池上

2011年12月25日日曜日

何年かぶりの大雪の朝除雪三昧。電車全て動かず麻痺、忘年会に行けない、プレス空知小林拳士の記事

合掌
朝起きたら50センチくらいの大雪。市の除雪車全く入らず。町内から道道に出ることかなわない。
滝川駅に迎えに出た車が道道の出口で埋まる。四輪駆動車が埋まるのだからその凄さがわかる。筒井君が大型除雪車が通りがかり、見かねてローダーで除雪し道路を確保、車を押してくれて事なきを得た。
数分前に市の維持係に電話したが今日は除雪車の出動はしないとのこと。昨日まで市内の排雪したためと今日が日曜日ということもあり、出動しないのだろう。
12月の25日日曜日特別な日なのにもかかわらず、車を出すことができない程の状況を除雪しない体制は如何なものか。
ついでに、町場のイルミネーションをせっかく飾ったにもかかわらず、12号線の道路から高い雪の壁のために全く見えない状況を市議会議員の諸氏はそういうことに目が行っていないのだろうか。生活道路確保が最優先すべきであり、排雪のみならず豪雪地帯における除雪体制を最優先にすべきではないのか。
朝早くから3時間ぶっとおしで除雪したが、私の自宅は道道に面していて後背地に多くの住宅があり、もし、救急搬送しなければならぬ命に関わ事態を想定した、さらに強く意識した体制を敷く必要がある。

いずれにしても北方圏の豪雪は人間生活を容易に破壊する。

今日は、札幌学院大学北翔大学少林寺拳法部の忘年会が札幌開催、残念ながら交通手段の麻痺で欠席することとした。残念であるが仕方がない。宮田主将にメールで欠席の連絡をした。

滝川市の除雪は今日動いていることを確認してから維持係りに電話したことを理解してもらいたい。まあ、砂川市の担当者にとってはどうしようもないことなのであろう。

こうしたときに市議会議員が、各町内を廻り、この大雪対策に力を注ぐことが大切だ。個人的な活動ではなく、このときとばかりに一生懸命動いてもらいたいものだ。

小林拳士の全国高校大会出場の記事がプレス空知に掲載された。24日土曜日の記事である。
次のような内容である。
原文記事を読むようにしてみて下さい。

☆砂川高の小林さん、少林寺で全国大会出場へ
 【砂川】砂川高校2年生の小林優輔さんが18日、倶知安町で行われた北海道高等学校少林寺拳法新人大会に出場し、自由単独演武の部で準優勝を果たした。3月に香川県で開かれる全国大会へ出場する。小林さんは「北海道代表として恥ずかしくない演技をしたい」と意欲をみせている。

さて、また雪がかなり積もってきた。
今年の札幌雪祭りは雪不足に悩まされることはないであろう。

森拳士はアメリカでの年越し、残された家族3人も20日からアメリカ。
みんな元気に2011年を終えて、新たな気持ちで2012年を迎えましょう。

2011年は、私の身近な人が他界したが、今生きている皆さん少しでも長く健康に頑張りましょう。
除雪は筋肉トレーニングのつもりで頑張るぞ!

合掌 池上治男

2011年12月24日土曜日

神奈川武専感想文から

合掌
12月24日(土)午前の滝川クラブの稽古2011年度最終の稽古を終了した。
今日も真冬日であった。北方圏の人にしかわからない厳しい寒さが続く。
さて、鎮魂行に続いての法話のテーマは神奈川武専の感想文の中から取り上げて話した。
魅力のない自己は無力なりについての神奈川武専の学生の受け止めについてである。
神奈川の武専学生のこのスローガンについての受け止めは実に素直に理解し自分自身を鎮魂行、そして易筋行の更なる努力を重ね魅力ある自己を確立しようという聴衆のものであった。
感想文を開示したものを見てもらえば一目瞭然である。
ただ残念なのは一枚だけが受け止め方他の人とは全く受け止め方が違っていた。
どうも教師である私が魅力に溢れ、学生の皆さんがそうした魅力を持たない、上から目線のスローガンであるという感想であったようだ。
魅力ある人間になろうと、そして社会の指導者になるために魅力ある人間になれというのが開祖の法話の根底をなしている。
神奈川からの2通の手紙の法話テープを拳士皆さんが聴いてみることが開祖の思いを知ることになるであろう。
自信と勇気と慈悲心を身につけた信頼のおける人間になるために武専という教養を高める場である。
他の地区からの聴講生であったようだが、今一度、「魅力のない自己は無力なり、絆をもって人間を愛そう!」という私のライフテーマを理解してもらいたいものである。
勿論、立場上経験したこと、学生の皆さんが知りえないことを伝えるということで講義に臨んでいることを理解していただきたい。
聴衆全員を満足させるのはこれは困難である。
あらゆる年齢層、環境の違いを乗り越えて受講をしてもらうことになり、致し方の無いことである。与えられた主題を教師自らの体験に基づき脚色のない話をしなければならない。
東京、大阪、名古屋、京都、東北、九州あらゆる地域に教師と派遣されたのであるが、どこに行っても経験を積むことで開祖の思いを感ずることの出来るのが武専である。
武専において、武勇伝やら自慢話をするつもりは到底ないのであり、事実に基づいたことを話すのみである。
今回の一枚の感想文は、事実そう感じたとすれば私の不徳の致すところとなるのか或いは当日参加した拳士の皆さんの判断に委ねるのがいいのか、いずれにしても今後の参考にしたいと考えます。

武専の学生は将来違った感性から指導者になり、自分の経験を伝える役割を担ってもらいたいものである。

ただ感想文は勿論実名で書くわけであるから、その内容については文責が発生することを認識しなければならない。

神奈川武専の皆さんの少林寺拳法の理念を深く理解しようとする意欲は非常に素晴らしいものであった。
魅力溢れる人間になる努力を共に重ねたいものである。

開祖の思いを自分の周りの人たちに伝える布教普及に邁進して行こうであはありませんか!
毎朝の鎮魂行を始められた拳士の皆さんにまた会いたいものです。

予科感想文
11)内修と外修 魅力のない自己は無力
   基本は、普段の練習へも取り入れたいです。

12)坐禅についての別のよい見方を学びました。
   「魅力のない自己は無力なり」考えさせられる言葉です。
   掛け手のやり方が少しですがわかりました。

13)内修としてのスタートは鎮魂行。毎朝やると気持ちが変わる。
   外修としての少林寺拳法は使い道がある。少林寺拳法の内修、外修
   の教えの中で1人1人自分の人生を色づけ生きていく。理念、知識を
   持って、自分のできることは何かを考えて、(いつ死んでもいいように)
   行動することが大切である。
  
   全体の基本練習の三分の二の時間は献血に行っていました。
   力を抜いて技をかけると簡単にかかる。力を抜くことが大切。

14)1日のスタートは鎮魂行。継続が一番大切。
   魅力のない自己は無力なり。
 
   力と力の衝突をさける。

15)自己確立への要点教わりました。

   ぶつかりのない形での相手の操作法。軸をぶらさない。

16)今できることが修行であり、常に何かを見つけ出そうとする心構えが重  
   要であると思った。毎日出社のための車中で鎮魂行をやってみたいと
   思う。

   動きが速くわからない点もあったが道院にもどって練習します。

17)鎮魂行は毎朝歩きながら出来る(歩行禅)。毎日すると自身が変わる
   少林寺拳法は使い道がある。→状況を想定して技を稽古する。
   魅力のない自己は無力である。中からかもし出されるもの。信頼感
   やるべきときにやる。

   受身 音をたてない。横転起き上がり=腹筋背筋を使うように
   掛けては柔らかく、手首をつかまない。
   固め:ねじりくも絡み、初めてで理解できませんでした。
   白蓮拳の運用法

本科1年
18)日々の練習で外修が中心なため、内修が足りていないと思う。
   自己確立のために内修にも、もっと力を入れていきたい。

   技術参考になり、日々の練習に生かしていきたいです。

19)講義おもしろい。責任を持った行動を取る。死について軽い口調で語  
   るのはどうかと思う、、。でも気持ちはとても伝わり元気が出ました。
  
   技術とても楽しそうで自分もできるようになりたいと思った。

20)歩行禅、歩きながら鎮魂行→毎朝やること推進。
   坐禅を組んでいる姿→内修の姿、ひとりひとりが本尊である。
   「魅力のない自己は無力なり。」生きている中で内修・外修。
   良いところを見つけていく。鎮魂行→心豊かな人生

   横転より起き上がり→腹筋背筋を使って転がる。ひじは曲げず手を伸 
   ばしたまま音を立てずに行う。

今日の感想文はここまでとします。

合掌再拝 池上

被災地の皆さんが寒さに負けないように祈ります。

2011年12月23日金曜日

2011年12月18日神奈川武専感想文から

合掌
神奈川武専近藤先生から感想文を送付頂いた。
丁度、届いたときは外が猛吹雪で目も開けられない激しい冬至翌日である。
除雪の手を休めて感想文を一枚一枚読んだ。神奈川武専の学生の講義、技術に対する真剣さが伺えるものであり、大変嬉しく拝見した。
それらの内容を原文のままに紹介し、私自身の参考にさせて頂き今後に反映したいと考えます。

一度に書き込むのは時間を要するので何度かに分けたいと考えます。

釧路鶴舞道院の加藤忍先生のご令室が逝去されました。
ここに慎んで哀悼の誠を捧げます。
先生には早速電話でお悔やみを申し上げました。
釧路武専の折に奥様があまり長くないというお話をされていました。
長年連れ添った奥様の逝去は悲しみの何ものでも在りません。
お参りに向う電車の野坂理事長と電話で話し、くれぐれも宜しくと伝えました。
空知教区からは供花、それぞれご香典を差し上げる旨、加藤先生にもお伝えし、お参りに行かない非礼をお詫びしました。

神奈川武専感想文
予科1年
1)内修と外修の話であったが、鎮魂行の重要性が良く理解できた。
  また、「魅力のない自己は無力なり」という言葉が心に響いた。
  基本が今まではあまり自分の中では理解できていないことがあり、深く 
  考えさせられた。

2)魅力=自負の強さと私はとらえました。自負の強さにより技はするどさを
  増します。それが力につながるものと、社会生活の中でも通じる話です
  ので納得しました。
  つばめ返しの注意点、巻き小手から固めの連反攻、横転のコツ 

3)内修のスタートとして鎮魂行を毎日毎朝歩きながらでも良いので行おう
  。自身確立ではなく、自己確立を。外修として実用となる事を身につける
  こと。魅力のない自己は無力である。
  指導論において語られたように外修として実用になるような白蓮拳や
  巻き小手からの固め等大いに参考になった。

4)鎮魂行は毎日すべし(坐禅をする自身が本尊)
  自己確立と自身確立は異なる。
  魅力のない自己は無力なり(内修も外修)

5)「やるべきときに、自分から行動しなければない。」ことが印象深かった。
  日々の意識のしかたが大切。
  巻小手の固め技の極め方は何通りもあり、場面により使い分けられる 
  ようにしたい。

6)道院等4つもかけもちで、且つお仕事もされているのにおどろきました。
  内修、外修を毎日されているとこうも違うものかと思い知らされました。
  いつ死ぬかわからないので全力でとり組みたいと思います。
  献血に行っていて最初の方を見逃し惜しいことをしました。
  天地拳第三の相対は演武で丁度やろうをしていたので参考になりまし
  た。巻小手からの龍固の変化技が面白かったです。

7)いろいろな例を出して教えていただきました。ハンターを例に信用などを
  教えていました。勉強になりました。
  技術:またちがうやり方で楽しかったです。

8)「魅力のない自己は無力なり」死ぬ前に自己を確立し魅力ある人間に
  なれるよう内修面、外修面を修行する。
  ちょっと難しい技がありましたが、もっと練習します。

9)実体験を交えてはなしてくれたので楽しく聞かせてもらえた。
  「リーダーとしての心構え、信頼されるためには」勉強になりました。

10)自分はまだ20代で、自分のことで精一杯です。明日、死ぬかもしれな 
   いなんて考えたこともなかったですが、年をとって、まわりに自分の経
   験を語れるようにがんばっていきたいと思いました。
   横転は腹筋を使うことを知りました。掛け手もちょっとコツをつかめば
   効果的なのだとわかりました。

一度に書き込むのは少し時間がかかりますので、10名くらいづつにしたいと思います。

今から滝川まで外出しなければなりませんのでここまでにしておきます。
予科の学生のここまでの皆さんに私の意とするところを素直に聞いていただき大変嬉しく思います。
開祖の魅力により、私たちはここまで来ました。
先輩や後輩、友人の指導者が他界していく中で我々残っている指導に当たるものの責務であると考えています。

北海道武専の指導に来られた先生で他界された思い出に残る先生

東京の澤田先生(道東武専補講に一緒に指導に当たりました。私の弟子が先生のところでお世話になりました。)

埼玉の小坂先生(私の一年後輩)いずれも魅力溢れていた拳士でした。

明日の滝川クラブの稽古、仏教徒である私はクリスマスの日ですが今年最期の稽古です。ふるって参加してください。

昨日の忘年会楽しく過ごすことが出来ました。
皆沢山食べましたか!
良い年を迎えてください。
冬至が終わりました。今日からまた太陽の出る時間が長くなります。
春は後100日待てばいいのです。

合掌再拝 池上治男

2011年12月19日月曜日

2011年12月18日の神奈川武専について

合掌  
神奈川武専で教師として感じたことを以下のように述べたいと考えます。
教師と学生との垣根は全く無く武専を楽しもうという雰囲気を感じさせるものであったのは、鎮魂行のときを共有した段階で感じることができた。
  
「現代の社会生活に結びつく金剛禅の修業のあり方」が今回の講義主題である。
宗教概念を理解しなければ宗教の講義をするにしても受けるにしてもなかなか大変なことである。
しかも時間が限られているのであるから聴いてもらうには、一気に私自身に集中してもらわなければならないのである。

   内修、外修についての講義主題は現代社会の時宜にかなっている。   

金剛禅の宗教概論の説明から入ったのである。
次の様な内容から開祖生誕100年に絡めた内容から開始したのである。
1979年夏の開祖の法話に出てくる神奈川県の
二人の手紙が少林寺拳法の今の組織に大きな影響を与えた。
開祖遷化の前年、最期のこの講義が神奈川の拳士で
あったことを認識してもらいたいということを強調した。

志を忘れずに、自覚と責任をもって今の人生つまり
社会生活を生きる。

絶対事実の概念を講義:
     われ思う故に我在り、
          思う我は死ぬ、
          人生における湧出事実=現代社会における人生

宗教概論の解説をしなければただ単に少林寺拳法は技術のみの組織に過ぎなくなる。

易筋行は勿論のこと、鎮魂行を毎朝しませんかという
問いかけをした。
鎮魂行をただのセレモニー程度と考えているようであれば、豊かな人生の礎をもつことはないのであるから、この問いかけはどこに行っても発信しているのである。   

外修内修一如が、自身確立ではなく真の自己確立への
修行の根幹をなす。

魅力のない自己は無力なり、絆をもって人間を愛そう!



     
基本の指導の他に研究科二年を担当した。
基本指導においては
   戦える少林寺拳法
   護身としての再認識をする場
   乱捕りのすすめ、
    乱捕りを無視した稽古は無意味、無味乾燥の道場となる
   筋トレの必要性。

究科二年の指導において
当身の五要素、経絡の意識による技術があって
法形乱捕りが一体になることを意識して指導した。

法乱一体の少林寺拳法!

戦わなくとも、護身として戦える少林寺拳法で
なくてはならないということを強調した。

払受の方法についても観点を変えて指導したのであるが、相手の受けの接触面を小さくするように且つ相手の足を地面に落とすベクトルを意識するように指導したが、激突方の受け方が容易に変えるのは難しいかもしれない。稽古あるのみである。



掛手の指導   
子供たち
肩揉みのやり方を指導しながら覚えると良い

 
 

 




掛手    
大人たち
掛手の仕方一般

掛手が護身の柱である
 
掴まれた際相手の力に負ける

 
相手の腕の体幹に掛けてはならぬ



 講 義は眠るものがでない内容に心がけたのであるが、
居眠りするものは誰一人なく、聞き入るその姿は
やる気に満ちていると見受けられた。

受講態度は非常によく講師に対する非礼のない態度が継続し、真剣な中に笑い在りと豊かな時間を共有できたことが嬉しい限りであった。

 技 術
私と同年齢の拳士も私に負けまいと一生懸命
稽古している姿を見て嬉しく思った。

戦える少林寺拳法の意識を開眼してくれたのなら嬉しい。




 
 
指導に当たったことが喜びとして感じることのできる
武専であったのであるが、特に今年の神奈川県少林寺拳法連盟は全国大会等の準備あるいは、開祖の志に思いを馳せる佐藤理事長の指導力を大いに感じた

講義にしても技術指導にしても時間が非常に足りない
ことを痛感した。





感想文関連については後日アップしましょう!
神奈川武専の関係各位、誠にありがとうございました。

武専代表教務の近藤先生は、私と同郷の生まれと初めて聞かされ
驚きました。
武専教師であるが、未だ北海道には指導に来たことがないとのこと。
早い機会に北海道武専指導担当なることを!

また、瀬谷の小川先生にもお礼を申し上げます。
また、釧路の道東補講の武専では帰路釧路空港までの短い間にあっという間の大雪に見舞われ、本州の人にとっては大変な経験をされました。
瀬谷道院の長身の拳士一生懸命でした。
先生には今一度、釧路或いは北見、帯広の開催の道東武専に来られますようにご期待申し上げます。

神奈川は私の弟が眠る地でもあり、私自身にとっても少林寺拳法の指導に入るスタート地点、第二の故郷でもあります。

体の続く限り私自身も豊かな人生を歩むべく日々稽古に励みたいと思います。

合掌再拝 池上治男 

北海道高校大会の報告(砂川高校)小林優輔拳士

合掌
神奈川武専の終了後、藤沢翔陵高校から藤沢駅への車中、小林優輔拳士のお父さんからの携帯電話の着信があったので、私が電話したところ、
倶知安高校(くっちゃんこうこう)で18日に開催された大会で「準優勝し全国高校大会に行くことになりました。」との電話が開催会場からありました。
昨年は入賞が果たせなかった中、今年は入賞したとの報告であった。
会場の表彰式か何か分からないがざわざわしている会場の物音が携帯電話を通して聞こえた。
手坂先生から先にメールがあった際、倶知安の高校大会に行くと言う内容が書かれていたのを思い出したので、手坂先生、野坂理事長にも会えたら宜しく伝えておいてと伝え電話を切った。
暫くしてから、電車で移動中に優輔拳士本人から同様の報告があった。
「今まで教えてくれてありがとうございました。」という電話であったが、電車移動中のため小声での応対しかできずにすぐに切ったのであるが、おいおいまだ大学に行って大会で活躍しなければならないのにと思いながら、まあ取り合えず本人にすれば大会開催中の今を精一杯の電話内容。

全国大会では、審判判定は最初からガラガラポンであるので、また精一杯稽古したらよいでしょう。

今、指導に行っている札幌学院大学・北翔大学の少林寺拳法部の部員激減も高校からの経験者が部活に入ることで新たな展開が期待される。
札幌学院大学、北翔大学の全日本学生大会での最優秀に輝いた歴史をもう一度取り戻す部活の活躍を期待するものである。
OB諸君にとっても同様の思いであろう。

だれにとっても、「いつでも青春時代に心をおいてある」のである

そういう目標を持つことも華の青春時代にはあっていいこと!

イギリス留学から戻った中村拳士にもそうした新しい仲間が入ることを見据え、大変な今の部活に活力を与える努力をしてもらいたいものである。

自身確立ではない、「真の自己確立の修行」はそうした普段の生活の中で醸し出すものである。

神奈川武専については、後日、書き込みたいと思います。
感想文を持って帰ることはできなかったので感想文を送られてきた内容を見て後、書き込みたいと思います。

神奈川武専の学生、またそれを支える運営担当者が学生の為に尽力されていることだけは敬意を表する次第です。
指導に行った私にとっても、「心から嬉しい、楽しい一日」であったことをここでまず言っておきます。

小林優輔拳士も再来年は、札幌学院大学の少林寺拳法部に入部するように期待します。
砂川高校には早坂大樹拳士も来年入学するので、我が母校の砂川南高校のつながりである砂川高校にきちんとしたクラブができれば、少林寺拳法経験者が入学するようになるのだが。

少林寺拳法の経験者の教員が、しっかりした少林寺拳法の理念を持ってクラブ設立の機会があれば、何をおいても先頭に立ってもらいたいものである。

「魅力のない自己は無力なり、絆を持って人間を愛そう!」 池上

2011年12月16日金曜日

神奈川武専指導者論講義テーマ 12月 1月稽古日程

合掌

神奈川武専の講義
現代社会に結びつく金剛禅の修業のあり方
内修・外修のあり方
内修の行である鎮魂行(調息・坐禅)が形骸化していないか、行のあり方をひとつひとつ再点検する。
例えば、我々の内なるダーマを実感し、寝ても覚めてもダーマによって生かされているという確信をつかむための修練となっているかどうか。
坐禅時において息を調え、心を調え、気を充実できているかどうか。
この内修が易筋行、さらには実生活にどう関わっているか。
教師、学生の体験。

金剛禅門信徒修行法体系図において、易筋行は外修の積極的修行法のひとつに位置づけられている。
同時に内修と外修の中間、すなわち中央にも位置している。
易筋行が少林寺拳法の演連錬を通した修行により、内修と外修を統合して昇華し、構成された金剛禅の主行であることを意味する。

外修:教師の経験により自ら発見し、工夫していること。
    実生活における実効性
    日常生活のなかでの体力向上のための筋力トレーニング。
内修:毎朝の鎮魂行の実施、歩行禅。

三徳の意義:健康な日々を送るために調和のある生活。

外修内修一如の生活により魅力ある日々をつくりだす。

魅力のない自己は無力なり、絆をもって人間を愛そう!。。。 池上



木曜日の大学の稽古にイギリス留学から中村拳士が戻り復帰した。

12月も後残すところ僅か、悔いのない2011年を送ろうではないか。

12月22日 18時~20時 滝川道院砂川道院忘年会
      場所:銀座園(砂川)
       多数の参加を!

12月24日土曜日 滝川クラブの稽古で今年最後の全体稽古!
12月28日水曜日 自主稽古!

2012年1月6日(金曜日)の砂川クラブの稽古から正常の日程になります。

2012年1月14日(土曜日)
  17時~17時45分
   北海道教区新春法会 札幌パークホテル パークホール 2F
  18時~20時
   北海道少林寺拳法連盟新年交礼会 エメラルド 3F

2011年12月5日月曜日

少林寺拳法武道専門コース神奈川地区

合掌

2011年度12月度神奈川地区
開催日時:12月18日(日) 午前9時~午後2時50分
            午後2時50分からの5時限目は補講
            勿論私は喜んで参加します。
開催場所:藤沢翔陵高等学校
       住所:藤沢市善行7-1-3
       電話番号:0466-81-3456
実技担当者
予科教師(副担任) 柏井伸一先生
   担当講師 黒部先生、三枝先生、林先生

本科教師(副担任)小野寺智先生
   担当講師 古川先生、柿沼先生、平井先生

高等科教師(副担任) 日當先生?
         本部に出張のため当日武専には出られないとのこと!
         (考試員審判講習会)
         4日の特別昇格試験の際にご本人から伺った。
     担当講師 田中先生、中村先生、黒澤先生、河本先生、
            佐名木先生、小林晃先生

研究科教師(副担任)小川先生
         4日の特別昇格試験の際にお会いした。
     担当講師 小林信義先生、草山先生、荒木先生、杉﨑先生

武専研究会
     担当講師 小菅先生、外山先生

武専研究院担当教師(副担任) 近藤先生

全体指導 佐藤先生教師(副担任)
       担当講師 松木先生

私が当日担当する項目
1 指導者論講義
2 実技 基本練習の指導
3 学年別科目練習 研究科2年
4 講評

進行表

9時集合
9時30分 鎮魂行(教務担当)
10時 指導者論 「現代の社会生活に結びつく金剛禅の修業のあり方
            (内修・外修のあり方)」
     池上
11時 基本科目
     池上
12時50分 学年別科目練習
        池上、地元講師
        コース制マスター資格(MC資格)認定講座 
        OVER DRIVEコース (研究科1年)
13時50分 学年別科目練習
        池上、地元講師
14時40分 講評
        池上
14時50分 感想文記入

14時50分 補講 
        整体法実習(黒澤講師)

15時40分 解散

以上の日程で神奈川武専が実施されます。
私が以前に4年程前に神奈川武専の出張予定となっていましたが、甥の結婚式のために出張を取りやめました。
今回が初めての神奈川武専です。
私は大学卒業と同時に東京丸の内にある会社に勤務、その社員寮が瀬谷にありました。
また亡くなった弟が神奈川県警に勤務、また甥の1人が現在神奈川県警に勤務中。

出来る限りの指導に努めたいと思います。

合掌再拝 池上治男

中村拳士いよいよダラム大学に

合掌
12月4日午前3時にメールあり。
いよいよダラム大学にデビューのようです。

札幌学院大学の中村です。
お晩でございます。
今日の午後2時15分にダラムに到着し、明日の午後1時半に練習を開始する予定です。
 
詳細はおそらく練習が終わってから送信します。
 
合掌再拝

2011年12月4日日曜日

特別昇格試験から戻りました。2011年12月4日

合掌
2011年12月4日(日曜日)
中国、関東、東北の合同特別昇格試験から戻りました。

上板橋区体育館で開催された四段五段の特別昇格試験において、四段の技術、五段の口述試験を担当しました。
四段の技術は京都の永田先生と、五段の口述試験は神奈川の林先生とそれぞれ担当しました。

四段には今年武専で訪問した埼玉からの受験者が来ていました。
見覚えのある顔であり、武専在籍者であれば技術も大丈夫であろうと思いました。
千葉武専で出迎え等お世話になった井形先生の女性拳士も四段の受験に来ていました。ほんの少しの間であったが挨拶をすることができました。

技術においては、体構え、運歩法、相手との対峙の仕方を含め正しい法形をしっかり知識として身につけることが必要であることを受験者は感じたのではないでしょうか。
単独演武としての天地拳のさらなるその技術的意味を再確認することも強く感じたものと思います。動きの基本がそれら単独演武の中に凝縮されているのですから普段の修行の中でしっかり練ることが必要でしょう。
これでいいということはないのです。

少林寺拳法の技術がなぜ護身において如何に素晴らしいものであるかを理解しなくてはなりません。

また、宗教概論としての「正しい釈尊の教え」とは何かをしっかり知識として把握し、しっかり説明できなければ少林寺拳法の拳士として、金剛禅運動を押し進めることは困難ではないだろうか。

まず、毎朝、鎮魂行を行うなど修行者としての日常を過ごすようにしなくては、指導者としての魅力を持ちえることはかなわないであろう。

私が担当した受験者は全員合格したが、ここから新たな道が始まることを合格した拳士それぞれが思いをいたる事である。
皆さんの力が結集してはじめてこの特別昇格試験が生きるのであるから!

北海道の冬の中にまた戻りました。
今週一週間は冬の中で過ごすこととなります。
道院の稽古、クラブの稽古、学科休まずに参加してください。

合掌再拝 池上治男

2011年12月2日金曜日

James先生からのメール(Greggが私のFORMER STUDENT)、道院長として35年経ちました。

合掌

James先生は、Greggが私のForemer Studentであることを理解し、また中村ゆうきが男であることを知った事などメールが来ました。
 
Dear Ikegami Sensei,

Thank you for the email. I am pleased to hear that you were able to meet with your former student, it sounds very interesting.

I apologise for giving such short notice of his email contact. I have been busy writing my PhD and some things have not been attended to. I am happy that this did not cause you to miss seeing him.

I will let you know how the weekend goes with Youki Nakamura's visit. My kenshi are excited to meet him.

Gassho.

As always,

James
 
 
On 30 Nov 2011, at 01:06, 池上治男 wrote:

Gassho
Dear James
Thank you very much for your E-male.
 
Gregg Crotea is my student who came to Sunagawa,his message  you have recieved is true.
He has wanted to know my address and Tel. NO. for long time.
 
Eastwood and he were staying with my family at that time.
 
He suddenly called me 28th early in the morning at Sunagawa station.
He knew my Tel No. of my home  from Honbu.
He was mistaken about Durham.
He thought Durham is in U.S.A.
 
He has stayed at my home for one night and left for Vietnam to have his holiday.
He is very truthful person both past and now.
 
During his stay at Sunagawa he has been to Japanese prison of  Tsukigata and Abashiri to study education
for young people  were dropped out.
 
I was very pleased to know his work which he promised to me twenty years ago.
 
He has established United Teen Equality Center. He was able to meet President Obama.
 
UTEC's MIssion:Its promise is to ignite and nurture the ambition of Lowell's most disconnected young people to trade violence and poverty for social and economic succsess. 
 
My student Youki Nakamura is not female. He is a man. He is captain of Sapporo Gakuin University.
 
Please say hello to him.
 
Gassho
 
As always,
 
IKEGAMI HARUO
 
以上がGreggの突然のイギリスダラム、アメリカボストン、日本砂川、ベトナムの地名が出てきたこの数日間の出来事でありました。
来年、ダラム大学を訪問できたならいいのだが。また、アメリカボストンにも。

一昨日、私が少林寺拳法の指導者に正式になって35年、表彰するとのことが本部より届いた。あっという間の35年であったのだと感じる。

合掌再拝 池上治男
 

2011年12月1日木曜日

森拳士からのメール Greggの驚き

合掌
 
グレッグの来日を聞きびっくりしました。
あの当時が懐かしく思われます。
来年3月末ワシントンDC、ペンタゴン等に行く予定なので
一度連絡をしてみます。
 
さてこちらの状況ですが、相変わらず英語(リスニング・スピーキング)に苦労しています。
現在まで2回ほど筆記試験がありましたが、多数の米兵が不合格する中、今のところなんとか合格しています。
これもひとえに中学、高校で学んだ英語教育の成果がでたのではないかと思われます。
逆に他国の留学生は、よくしゃべるわりに読み書きが苦手のようです。
日本人の弱点は自己主張ができないということにつきます。
 
先日、International expoという行事が学校主催で行われました。
内容は30カ国からの留学生がそれぞれの文化、伝統、料理を米軍、エルパソ市民に
紹介するものです。パフォーマンスでは単演、組演武を披露しました。相手は10年もまえに引退した
2段の日本人女性拳士(夫はアメリカ人)に協力を依頼して、なんとか時間をみつけて練習をおこないました。
練習不足のため、完成されたものではありませんでしたが、始めてみるアメリカ人にとっては好評でした。
その時の写真を添付しておきます。
 
みなさまによろしくお伝えください。
 
                                              結手
                                                            森
 
水曜日の砂川クラブの稽古の際、Gregg君、James先生についての20年振りの来砂について話した。Greggがオバマ大統領に会えるような社会的な活動をしている事等、砂川にいた時に多くの市民との交流をしていたこと等について話した。人間性はその人の生き様に現れるものである。
 
水曜日には、前田拳士が久し振りに参坐、小山、酒井の自衛隊三名が参坐したのは珍しい。
みな体が頑健で技を掛けても掛け甲斐がある。
 
12月4日の東京で開催される特別昇格試験に試験官として出張します。
3日の土曜日の滝川クラブの稽古終了後、新千歳空港に向います。
そのため12月北海道武専には参加できません。
小山拳士が体験のため武専に参加の予定。
 
合掌再拝 池上
 
 

James先生からのメール(Greggからのメール)

合掌
Greggが私とのコンタクトを試みようとして、ダラム大学の少林寺拳法部のサイトからJames先生へメールしたものを私に転送してきた。
私との関係を知らないJames先生が心配して送信してきたのだが!

この心配メールが届いたその日の朝、既にGreggは砂川で私たち夫婦の見送りを受け、新千歳空港に向った。
11時の便で羽田へ、そして成田からベトナムに向うために思い出になり、記憶に残る別れの朝となった。

Dear Ikegami sensei,

This email was sent to us recently by someone who you used to know it seems. I hope there is still enough time to contact him if you wish to.

Gassho

As always,

James



To: SHORINJI-KEMPO D.S.
Subject: WEBSITE CONTACT FORM: Attn: James Woodward, re: Ikegami Sensei
From: gregg croteau >
Subject: Attn: James Woodward, re: Ikegami Sensei

Message Body:
Hi James:

My name is Gregg Croteau. I actually spent the summer of 1991 in Sunagawa studying with Ikegami Sensei. I'm from Boston and am hoping to be visiting Japan for a few days around the very end of November -- first time back since '91. I was hoping to get in touch with Sensei to see about the possibility of arranging a visit to Sunagawa but don't seem to have his updated contact info. I noticed online (after doing an unsuccessful search for his contact info) that you had established a partnership agreement with Sensei and was wondering if you knew of the best way to get in contact with him.  Just let me know and thanks in advance!

Gregg

This mail is sent via contact form on Durham University Shorinji Kempo Society
少林寺拳法を通して国際的な関係の絆につながることが20年もの時を経て実現したことであろう。
こうした関係を続けていくのは、みんながそれぞれの立場で行動していくことでできること。
それぞれの人間関係を大事に育てていくようにしようではないか。
そして共有することができるように深い絆をつくりあげることである。

中村君もしっかりダラム大学で姉妹クラブの発展に寄与するべく有意義に過ごして来るように!
楽しみにしています。状況を札幌大学の掲示板等に投稿するのがいいでしょう。

合掌再拝 池上

2011年11月30日水曜日

James 先生からのメール、中村ゆうきがダラム大学に

合掌

Dear Ikegami Sensei,

I hope this finds you well. I have been very busy writing the final stages of my PhD. I was glad to get your last email and did manage to have it translated.

I received an email from one of your kenshi, Yuki Nakamura, who is in the UK and will come and practice with us at the weekend. We will make sure she is very welcome and enjoys Durham.

Would you like to come to visit Durham next year? Perhaps in June?

I will write again soon but for now please pass my warm regards to your family.

Gassho

As always,

James=

さてさて中村拳士が週末ダラム大学に行くのだが、メールだけのやりとりで
Yuki とあるだけに 宗由貴総裁も Yuki なので、中村君は女性と間違われているようだ。
出迎えに来るダラム大学の拳士は驚くことでしょう。

合掌再拝 池上

2011年11月29日火曜日

20年ぶりにGregg Croteau,MSW が砂川に来ました

合掌
昨日、朝突然20年振りにアメリカボストンからやって来た。
20年前の写真を持って来たのだが、勿論体型は変化していた。
砂川駅に到着していた彼の体型は腹回りがかなりの恰幅。
私の筋肉トレーニングをして、正常な体を維持しているだけにその差は歴然。頭の薄さは同じようなものか。
今丁度朝食を摂っている間これを書いているのだが。
午前8時半の列車で新千歳空港に行き11時のJalで羽田へ、そして成田18時の便でベトナムに発つ。

彼の仕事は青少年の再教育プログラムを創り上げたものであり、
オバマ大統領にも会えるような仕事をしているようだ。

地道な人生を歩んでいるのを知り嬉しかった。

当時マイケル イーストウッドと砂川に滞在した同じ時間を共有していた。
砂川で世話になった山下さんと、居酒屋山小屋で会食した。
実にグレッグのトリートであった。
彼の気持ちを考慮してそれを受けた。

20年の歳月は、still alive が全てを決めるのだということを物語る。

詳細はまた書き込みましょう。

森拳士も写真に入っているのを見て当時を偲ばせる。
森拳士が今アメリカにいるのを教えておいた。

彼はマイケルにEメール何度かしたらしいが返信がなかったようだ。
私の電話番号を本部のウェブサイト利用し、Eメールで教えてもらい連絡をとることにつながったそうだ。

若き日の砂川での経験(月形の刑務所の訪問、網走の刑務所の訪問)等が、今の彼のライフワークを決定付けている。

そろそろ家を出て、山下さんの奥さんにも挨拶をしてから駅に向う。

合掌 再拝 池上

2011年11月28日月曜日

2011年11月度北海道武専 大雪の空知

合掌
11月13日東野幌定例武専

本部派遣教師は松久先生
岐阜県の先生である。
岐阜の武専は、何度か本部教師として派遣された東海武専から独立したばかりである。
後藤先生、青山先生が北海道武専に指導に来られたのを知っている人も多いのではないか。
松久先生は、北海道武専の指導に来られたのは初めてである。
大変、温厚な指導をされたのが印象に残った。

各科に分かれて指導する前に地元武専講師、講師補により当日の科目確認をするのであるが、講師、講師補に対しても実に遠慮がちに指導されていた。
また、学生に対する指導においても、各科全体指導ということで丁寧に指導されていた。

全体の質問タイムにおいても丁寧に質問に応えられていた。

北海道武専においては、今年からこの時間を設けたのであるが、これがなかなか難しいようである。
質問の意図が、他の拳士に理解されにくい場面もあるようだ。

私も全国を廻って指導しているときに学生から受ける質問に対しては、出来る限りその拳士の目線において回答するようにしている。

実際に質問者を相手にその技術を真剣にかけることで納得してもらえるように出来る限りの速度でかけるようにしている。
一瞬にしてその技術が実戦において使えるものだと印象づけるようにしている。
質問タイムは、本部教師が学生相手に怪我をさせてはいけない、がしかし、中途半端であってはならないのである。

質問者の技術レベルは一律ではないのであるが、決して質問者の質問の中身を馬鹿にしたり、そんな質問はおかしいとかいうことがあってはならない。
相手の目線に立たなければ、質問者は二度と質問をしなくなり、信頼関係一瞬にして失うこととなる。

武専学生が自分雄所属する道院長の前だからと言って、質問者が遠慮してはいけない。
道場とは異なる場面が多くあって然るべきである。

先日の質問場面で、「体の小さな女子が体格の大きい男性に一本背投げをする時につぶれるのでどうしたらよいのか」という質問が出た。

この質問は誠に大事な質問である。多くの女性拳士の現実的悩みである。

こうした質問に誠意をもって回答することが肝要である。
また、最近、背投げの稽古に習熟していないものにとっても的確に回答できないものなのであろう。

私もこうした質問に対して、道院長支部長がどういった技術を見本提示するのか見てみたいものである。

丁度この質問の際、伊藤拳士が私の所に来て押受投の質問に来た。
それを実際に掛けて本人の納得できたのを確認していたのであるが、背投げのやり取りは終了していたのでそのやり取りの状況がよく分からなかった。
その質問に対して、そんな質問はおかしいではないかという発言があったようである。
本人とその仲間たちががっかりしていたところ、
後で聞いたのであるが、その質問者に対して厚別の上野先生が詳しく指導してくれたと言ってその拳士は喜んでいた。

つまり、その質問者の目線に立ったそうした指導が信頼関係を得るのである

拳士にとって「良き指導者とは何か」を今一度思い返すことが大事であろう。

先日、上砂川芦別の山に今期初めて猟に行ってきた。
鹿の数の多いことと言ったら、自然破壊が進むのも無理は無いほどである。昔の道東の様相を呈している。

羆にも遭遇し、追いかけたのであるがその足の速さと言ったら凄まじいものがある。

羆も人間が怖いのである。
いや、人間こそが一番恐ろしい自然に対する脅威なのかも知れない。

滝川道院、砂川道院の小関拳士、田中拳士、本間拳士、竹房拳士、雛乃拳士、奥村拳士等が昇級した。子供達にとって昇級は実に活力を産むものであるから、保護者は勿論、指導するものにとっても喜びである。

大月拳士が最近、映画 新少林寺 を見てきたそうである。
ストーリは面白いそうである。
嵩山少林寺を何度も訪問したことのある私にとってもその変遷には興味がある。機会を見て、鑑賞しに行きたいものである。

大月拳士は、筋トレにいそしんでいる。
私も、血糖値を横目で見ながら筋トレをしているのであるが、18日の健康診断で、HA1cが、5.7となり正常値を取り戻した。
直事後の筋トレ、内容は、腕立て伏せ、スクワッツ、ダンベル、腹筋のセットを行うことでこの正常値に至ったのである。

3ヵ月後の検査がどうなっているのか、どうなるのかは私自身の生活習慣にかかっている。
腹囲が締まって来たのは見ての通りである。
31インチのリーバイス501がぴったりである。

合掌再拝 池上

2011年11月7日月曜日

埼玉武専感想文 研究科4年

合掌
4日(金曜日)の砂川クラブの稽古終了後、海洋センターの出口でのこと。
海洋センター駐車場のそばの橋のところで鹿に車が衝突。
鹿はそのまま川に下りて逃げた。車は日産キューブのようで衝突箇所が激しく壊れていた。
ハザードを点滅していた。
鹿との衝突がこんなところで起こったのは私が砂川に昭和50年に戻って来てから初めてのこと。
兎に角、増加の一途を辿っている。可哀想だが駆除を真剣に考えないといけないのだろう。
ハンターに任せるだけでなく市民一人ひとりがその対応を意識しなければいけないのだろう。
農家が電柵を農地の殆どに施したことで、鹿の移動範囲が住民の近くにより近づいたものと考えられる。
羆が民家に近づいたことも、夜間の人の行動もそれぞれが十分気をつけなければならない時代なのであろう。

埼玉武専 感想文 原文のまま

研究科4年
1 指導者論について
武専は教養を高める為もある。先生方のお話が深く入ってくるからでしょう。
豊かな人生を歩むために勉強を、仲間とともに続けていく大切さがわかりました。その為には、その仲間を大切に思いやることの大切さがよくわかりました。

3 考試員審判員資格基礎講座について
  5人1組の実技がたいへんためになりました。
4 実技について
道場でも乱捕りはしますが、あのような長い時間はしないので、息が上がりました。もう少し体力もつけないといけないと感じました。午前中の体への負担が午後までもひびいてしまったのもなさけなく感じました。見学をさせて頂き、それもまたたいへん勉強になりました。

研究科4年
1 指導者論について
生きている間にどう生きるか?ということについて人と人との関わり合うことの大切さを感じました。組手主体も相手との調和の上に成り立ってると感じました。鎮魂行も大切に、日々の修行の中でしっかりとやっていきたいです。

3 考試員審判員資格基礎講座について
考試員審判員講座で皆の前で主審をやるのは初めてで、とても緊張しました。日頃から乱捕りはあまりやる機会がないのでやることも大切だと思いました。慣れていくことが大事ですね。審判の方も協力していきたいです。

4 実技について
乱捕りはやはり必要だと思いました。身体の動かし方を身につけていきたいです。

研究科4年
1 鎮魂行を毎朝行っていらっしゃるというお話は、毎日、余裕なく朝を迎えている私にとっては驚きでありましたが、そのくらいの気持ちで過ごすことが大切ですね。そして自身確立するのではなく他の人の心とも心を通わせながら組手主体の考え方のもと調和を図って正しく自己確立していきたいと思います。

3 考試員審判員資格基礎講座について
乱捕りを行うと同時に審判の経験をしてみるということは道場でもできることですので実践してみます。審判の形も見ている時と実際にやってみるのとは大違いでした。数をやって経験を重ねるというのは大切なことだと実感しました。

4 実技について
とっさに動くということが一番苦手なところですが実践の護身術という意味では、「女性こそ乱捕りを」というのが身にしみます。

研究科4年
1 指導者論について
「立っても禅、座っても禅」という言葉があるが、日 学んで生かせるようにしたい

3 考試員審判員資格基礎講座について
道院の門下生が高齢化して、運用法をあまりやらなくなっているので、それに伴い、審判の機会もへっているのでこのような講座はありがたい。

4 実技について
運用法のススメについては、まさにそのとおりであり、少しでもふかめていきたい

研究科4年
1 指導者論について
哲学的なお話で、禅について深く考えてらっしゃるのだなあと思いました。

3 考試員審判員資格基礎講座について
審判方法(運用法)も覚えておいた方がよいと思いました。また柔法についても運用法の必要性を感じました。

4 実技について
乱捕楽しかったです。また是非ご指導お願いします。

研究科4年
1 北海道武専から埼玉武専に来て2年、池上先生に会えてうれしかったです。先生が歩きながら鎮魂行をしているという話を聞いてどこでも鎮魂行ができるということで自分も実行してみます。

3 考試員審判員資格基礎講座について
運用法の中で審判の練習をする機会がないので、今回実際に練習できてとても良かったです。

4 実技について
池上先生の乱捕りからはじまって実戦の少林寺拳法をまた見ることができて楽しかったです。

研究科4年
1 指導者論について
人間は必ず死ぬという絶対事実に基き、どう生きるかが需要である。死ぬという前提で今を生きるそれだけに真剣になる。一期一会とはこのことであると思う。骨に力を入れて少林寺拳法のけいこをしたいと思います。

4 実技について
実戦的な技の指導を頂き久し振りに骨から力が出ました。わずかな動きで攻撃をかわす技は見応えがありました。
また座禅の重要性についても再認識しました。

これで、10月2日担当した埼玉武専の全ての感想文、数度に分けて掲載しました。参考になればよいのですが。

同じ武専一日を過ごし体験したことの違いが分かることと考えます。

伝えたかったことを理解してくれたこと、また、それぞれがこの日を契機に変化していくことができれば、修行の意義を見出せたことになるのでしょう。

武専の役割は一人ひとりの行動にかかっています。
少林寺拳法の普及布教は、拳士一人ひとりの生き様にかかっているのです。

12月には神奈川武専があります。どんな拳士がいるのか楽しみです。

合掌再拝 池上

2011年10月31日月曜日

埼玉武専 研究科感想文  交通事故死の鹿哀れ

合掌
庭の赤い薔薇がたった一輪寒さに耐えて咲いている。
薔薇は薔薇の命を全うしようと生きている。

4日前、自宅道場の前の道路で、朝、雄鹿の交通事故による死体を目にした。
近所のひとが先に見つけ、私にそのことが知らされた。
私が処理してくれることを期待したようだ。
道路におけるこうした処理は市役所の所管ではなく、道路管理者、つまり
道路公団の管轄になる。とは言っても、そのまま放置するわけにもいかず、隣の町内に住んでいる宍戸さんの手を借りることにした。
彼は、食肉処理のベテラン。
何せ、短角の雄鹿は1人では運ぶことは無理である。
彼が5分くらいでやって来た。
古いランドクルーザーを持っていて、それで運ぶことにしたのである。
後ろの荷物を入れる場所に持ち上げるのであるが、二人でも上げることができなかった。
そこで、自宅からコンパネを持ってきて、その上に鹿を乗せて漸く上げることが出来たのである。
トラックと思われる車に朝方撥ねられたものと思われる。
即死の状態であった。
結局、ゴミとして処理することになるのである。

こうした鹿が自宅道場前で交通事故に遭って死んだ鹿を見たのは、ここに住まいして初めてである。
富良野市、歌志内市から焼山を抜けて砂川方面に入ってくる車の速度はかなりのものである。
車の損傷も激しかったのであろうが、恐らく急いでいたと見えてそのまま立ち去ったものであろう。乗用車であればかなりのダメージがあったはず。
人を撥ねた感覚があったかもしれない。朝方の暗いなかにあって恐怖そのものを感じたことであろう。

私の家の犬が二匹車に撥ねられ犠牲になっている。
今年になって、私が発見した鹿の交通事故の犠牲はこれで3頭目である。
10月は、鹿の発情期でもあり、雄鹿の移動が活発であることも一因であろう。
鹿の雄鹿の鳴き声は、「ひゅーう」という独特の遠吠えである。
この付近の雄鹿のボスの鳴き声である。
雄の喧嘩つまり角突き合いの実戦は夜明け前のことが多い。
勝者のみに与えられる権利を取得する大喧嘩である。

いつもの歩行禅の途中で秋の原っぱで、先日も四段角の鹿2頭を見た。
また、よく羆の発見される自転車道路を数日前の朝5時55分、四段角の立派な雄鹿が悠々と歩いているのを車から発見した。
兎に角、鹿は年々増えているのである。
近所の、農作物の被害は、アライグマによる農作物の食い荒らしも含め、甚大である。

埼玉武専 感想文 原文のままに

研究科 2年
1 指導者論について
調和の大切さについて学べました。あと自己と自分のちがいについて学べてよかったです。

4 技術のついて
乱取り、技、全て面白かったです。
来年もぜひ来て頂きたいです。

研究科 2年
1 指導者論について
池上先生ご指導ありがとうございました。
自己確立と自分確立とでは違う、という
非常にわかりやすい説明でした。

3 考試員資格基礎講座について
運用法自体普段あまりやらない中で審判の仕方は勉強になりました。

4 実技について
きびしい中にやさしさがある先生でした。
教えていただいた練習方法をとり入れたいと思います。

研究科2年
3 考試員資格基礎講座について
今日講座を受けて、審判員もたいへんなのだなと思いました。

4 実技について
小坂先生のせんぱいという事もあり、とても楽しく練習できました。
また来てくださる事を楽しみにまっています。

研究科2年
1 指導者論について
よかったです。

3 考試員審判員基礎講座について
乱取りの審判はむずかしかったです。

4 実技について
体の使い方が参考になりました。

研究科2年
1 指導者論について
組手主体、鎮魂行の在り方、日常どこでも実行する。湧出、言葉と意識、いい生き方、豊かな人生にする為の自己確立、自他共楽、実践を努めたい。

4 実技について
すばらしい、姿勢 基本の重要性を感じました。

研究科2年 (東京地区)
1 指導者論について
ありがどうございました。(せっかくお話をいただいているのに居眠りをしてしまいました。前日が練習で遅くなり、洗濯していると3時間位しか寝れないので・・・)
自分確立と自己確立は違う。心が調和していないと(演武は)我他我他になる・・・・

3 考試員審判員資格基礎講座について
審判の運用法動作・・・できなくて恥をかきましたし、周りにもご迷惑をおかけいたしました。
指導者とか主審は、ちゃんとしゃんとしていないと見苦しくなることか実感できました。

4 実技について
ありがとうございました。
よく教えていただいて覚えることができました。
最後、演武と乱捕りも1組ずつ行うのが良かったです。(下手ですが・・・)
思い切りやる事ができました。

研究科2年
1 指導者論について
参座→なにももとめず
自己×自分 同じではない
調和=組手主体   
自己確立します。

4 実技について
ありがとうございました。楽しく出来ました。

研究科3年
1 指導者論について
我思う故に我在あり(I think therefore I am.)

4 実技について
運用法と運用法審判について

研究科3年
1 指導者論について
禅の事。自己確立の事とても良くわかりました。

4 実技について
法形を大切に変化技をわかりやすく学べました。

研究科4年の感想文は次回!

11月の昇級試験、稽古は予定通りです。

第1土曜日:11月5日滝川クラブにおいて昇級試験実施。
      該当者は受験申し込みをしてください。

毎火曜日(19時から21時まで)
   学科・技術=砂川銀座通り専有道場

毎水曜日・金曜日(19時から20時45分)
   砂川 クラブの稽古=砂川海洋センター

毎土曜日(9時30分から11時30分)
   滝川クラブの稽古=滝川児童センター

毎木曜日(16時30分から19時)
札幌学院大学・北翔大学での指導。
 大学に14時には砂川を出ます。
 稽古には、札幌近隣の拳士もどうぞ参加してください。

11月度北海道武専・昇格試験:11月13日 東野幌体育館

道東武専・昇格試験 :11月27日釧路市 
                     本部派遣教師藤田先生

池上の現在における日程

12月4日(日曜日)に派遣。 
東京板橋区体育館にて開催される特別昇格試験に考試員として派遣。
12月3日の滝川クラブの稽古終了後、東京へ向かいます。
12月4日の北海道武専は欠席となります。

12月17日(土曜日)
考試員審判講習会(本部)

12月18日(日曜日)
神奈川武専(藤沢市)

拳士募集活動
少林寺拳法の布教普及の一環として取り組むようにお願いします。拳士ひとりひとりが心から勧めてください。

高校受験の拳士諸君も稽古を休まず、稽古以外の日を受験勉強に当てて頑張りましょう。

札幌学院大学・北翔大学少林寺拳法部拳士募集
来年度の少林寺拳法部の部員を勧誘に努めています。是非、入学、入部するように関係者がいた場合勧めて下さい。

合掌再拝 池上

2011年10月26日水曜日

千葉英守北海道少林寺拳法連盟会長政経文化セミナー、佐藤正久参議院議員

合掌
10月24日、北海道少林寺拳法連盟会長千葉英守道議会議員の政経文化セミナーに出席した。
千葉会長:希望に満ちた「北海道づくり」住んで良かった北海道づくりをテーマに話された。札幌中央区において先の選挙でトップ当選された先生の力強い話であった。千葉会長は宗由貴総裁と日頃から連絡を取り、少林寺拳法連盟に対してご尽力いただいています。
この日の講演として、参議院議員佐藤正久氏の、心は常に「現場にあり」。
東日本大震災の復旧活動:自衛隊員の過酷な活動、領土問題等日本人としてのあるべき姿について、心をうつ内容であった。
当初、さほどの話ではないであろうと思っていたのだが、現場を熟知経験していなければ話すことのできないものばかりであった。
少林寺拳法の拳士なら、被災地に馳せ参じ、人としての役割を果たすべきと、北海道少林寺拳法連盟の総会でも訴えたのであるが、まさにそれを当然のことであるという同志的行動のできる単なる国会議員ではないことを直感したのである。
まだまだ捨てたものではないと心底感じた。
今まで数多くの政治家を見てきたが、若いがこれ程日本国のことを真剣に考えているのを見たのは久しぶりである。
福島県出身、平成16年自衛隊イラク先遣隊長(ひげの隊長としてマスコミで取り上げられた)、帯広での勤務が最初であったようだ。
今回の被災地における自衛隊の諸君の並々ならぬ活躍等については、涙なしでは窺い知れないことの一端を知る上でも、「ありがとう自衛隊」を読むことを勧めるものである。
「己の命を賭して活動する自衛隊に今こそ感謝の気持ちを送ろう!」
自衛隊を毛嫌いする日本人が数多くいるのを勿論私は知っているが、しかし、日本を防衛する任務が基本である中、今や災害派遣が当然のことのように思っている人たちには認識を変えてもらわなければいけない。

自衛隊は東日本大震災で
初動から人命捜索、遺体搬送時の過酷な状況。
そもそも自衛隊とは何か!
自衛隊はなぜかくも屈強なのか!
自衛隊は今後いかにあるべきか!等々についてについて知る上で、簡易な文章で書かれているので一読することを勧めるものである。

少林寺拳法の拳士にも多くの自衛隊員がいます。北海道の少林寺拳法も西内先生を始め、甲斐先生、その他多くの関係各位の活躍で組織が広まったのはご承知のことである。
同じ日本人として、差別的目で見る傾向にあったことから、いざという時になくてはならぬということを認識すべきことであろう。
実際の話であるが、ある高校で高校教員から、自衛隊員の子供に対してお前の父さんは人殺しをする仕事をしていると言われたと泣きながら話してくれた拳士もいたのを私は知っている。
教職にありながら全く言語道断である。こんな輩に高い税金を払っているのは耐え難い。
しかし、我が少林寺拳法の同士である高校教員には素晴らしい人材が豊富である。
自衛隊とは何かということを、国を挙げて、国民みんなが考えるべきときであることは、佐藤議員にも先頭に立って頑張ってもらいたいものである。

少林寺拳法の鎮魂行と、教育勅語と比較してみては如何か。軍国主義のもとでの教育勅語であったことから全てを民主化のもとでガラガラポンしての現代社会である。

父や母に孝養を尽くし、兄弟は皆仲良くし、夫婦はお互いに助け合い、友だち同士は互いに信頼し合い、人に接するときは礼儀を弁えて接し、自分自身を慎ましく行動せよ。また多くの人には博愛の心をもって善行を行い、勉学に励み、仕事には精を尽くし、そして自分の知識の向上に勉め、道徳を守っていく心を養い、自ら進んで社会公共の利益の為に力を尽くし、公の仕事をする為の努力をせよ。そして国の法律を守り、様々な規則に従い、万一非常事態が発生した時には国家社会の為に自らを犠牲にして事に当たれ。 今野陽三 著「美しかった国、日本」

自衛隊入隊時の宣誓書
強い責任感をもって専心職務の遂行にあたり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえることを誓います。

我々国民は、自衛隊は給料をもらっているから、当たり前だという考え方。
災害派遣で通常一日で上限1620円、著しい危険を伴う場合は倍額。
時給にして200円程度。
事業仕分けの結果予算削減、与えられた迷彩服はたった2着だけ。
津波の後の遺体捜索、腐臭の激しいその遺体を背におぶり搬送することを我々はできるであろうか。
あの寒さの中、乾かすことさえできなかった状況で2着を着まわし、体液のついた悪臭のなかで、冷たいレトルト食品を食することが一般国民にできるであろうか。
それは、その遺体の家族ならいざ知らず、まず不可能である。

私が被災地陸前高田に行っての活動はせいぜい瓦礫の処理であった。
遺体捜索等出来るはずもない。


この非常事態にあってただ文句をつけるだけの国民であってはならない。

愛民愛郷の精神に則り、日本民族福祉を改善せんことを期す。

魅力のない自己は無力なり、絆をもって人間を愛そう!
合掌再拝 池上

10月もあとわずか、稽古の予定に変更はありません。

2011年10月23日日曜日

札幌学院大学少林寺拳法部主将イギリスに留学中 埼玉武専 高等科感想文

合掌
主将の中村君は、現在、イギリス ロンドンの大学に留学中。
姉妹クラブのダラム大学に稽古に行く予定であるメールが届きました。

ダラム大学は、大聖堂で有名ハリーポッターの撮影場所としても知られている。
私がダラム大学を訪問してから数年経ちました。
ジェームズ先生もその後札幌に学生を伴い数度訪問されました。
そうした関係もあり、今回の中村君のイギリス留学は交流の一環が継続していることになります。
遠隔地の交流は困難を極めますが、絶えてはいけないのが交流です。
機会があれば再度訪問したいものです。

中村君のメール
札幌学院大学現主将の中村です。
おはようございます。
ジェームズ先生のメールアドレスを教えていただきありがとうございます。
ジェームズ先生と連絡をとり練習できる日にはダラム大学に行って練習したいと思います。 残り一か月と短い期間ですが色々つんで今後に生かせるよう頑張ります。
 
埼玉武専 高等科感想文 原文のまま
高等科1年
1 指導者論について
北海道砂川道院 池上治男先生
互いに心が合わないとガタガタになる。 自己確立と自身確立は違う。
わかりやすい講義でした。ありがとうございました。
 
4 実技について
運用法を含めたもので楽しくできました。
 
高等科1年
4 実技について
北海道 池上先生
話の内容が、具体的でとても力強く骨身に届く講義でありました。
乱捕りについては勉強になりました。
 
高等科1年
1 指導者論について
禅について私は自動車の運転中に鎮魂行を行っています。
教育は豊かな人生をおくる為。
 
4 実技について
運用法が楽しかったです。
 
高等科2年
1 指導者論について
組手主体、自己確立と自分確立は違うということ。
 
(最後のあいさつでの池上先生の話)
テレビで見るのと現地で体感するのは全く違う。感じたらすぐ行動することが拳士であると教えられた。
 
4 実技について
連攻防、段攻防は法形練習ではできているつもりでしたが、乱捕り(実戦)では全く使えていない。そのような修練をしたいないからだと反省した。
(目がさめました。)
 
高等科2年
1 指導者論について
池上先生のお話を聞いて、まだ自分は自分確立になっていると思い、自分確立ではなく、自己確立を今後留意して、修練して行きたいと思いました。
 
3 考試員審判員資格基礎講座について
審判員の方法を学べました。
 
4 実技について
ひじを必ず前に置くという言葉が目からウロコが落ちるように感じました。
 
高等科2年
1 指導者論について
組手主体について、いろいろな思想を持ち出して理解がより深まった。
 
3 審判員講習について
審判の講座は初めて受けたのだが実戦的な内容だったので、体で良く理解出来た。
 
4 実技について
乱捕りはあまりやらないので勉強になった。
 
高等科2年
1 指導者論について
北海道池上先生
自己確立、自分確立の意味が良く分かりました。本講座の組手主体とのかかわりが良く分かりませんでした。
 
高等科2年
今日は池上先生でした。自己確立と自分確立と間違えるなと強調して、組手主体の講義をしていました。
 
4 実技について
乱どりを運歩法、いろいろなものを折り込んで、きんぱく感のある修練をしました。
 
高等科2年
1 指導者論について
死とは必ずくるものである。その通りだと思いました。死と向きあい、いかに生をよく生きていくか、自分確立=自己反省し、よりよい人間になりたいです。
 
3 審判講習
審判難しいです。まだ大会、試験等で経験ないですが、挑戦してみたいです。
 
4 実技について
乱捕りは大事だと思いました。普段でもやっていこうと思います。
 
高等科2年
1 指導者について
北海道砂川池上先生 座禅でのありし形は、形式ではなく、自分自身の素直な心が、全ての形であるという考え方で、私は心が軽くなりました。全てにおいてこうでなければならないというこだわりがなくなり、もっと体の力が抜けました。(いい意味で)
 
4 実技について
乱捕りの重要性→組手主体の強化
 
高等科2年
1 指導者論について
互いに協力し合い心を合わせ調和をとりながら高め合い稽古をしていく事を学ぶ。
ありがとうございました。
 
4 実技について
肘の使い方等 いままで出来ていない有効活用を学ぶ
 
高等科3年
1 指導者論について
池上先生の乱取りのし方 しんぱん講習会が大変役立ちました。
 
高等科3年
1 指導者論について
座禅とは何も思わず何も求めず何にもならない事である。自己確立と自分確立は全く違うものである。ざせつを知る事は人生において大切である。(勧んで経験するものではないが・・・)、お互いに心があわないと(調和)ガタガタになる(お互いに高め合う)。
演武は法形をもってして素晴らしいものが成り立つ。
死んでも死なない命を生きなきゃいけない。
 
3 審判講習
運用法の審判の講座でしたが、やはり自分にはむずかしさがあり思うように出来ませんでした。道院に帰り、復習したいと思います。
 
4 実技について
乱捕りの色々なやり方勉強になり、楽しかったです。
 
高等科3年
1 指導者論について
池上先生のご講義で、「我思う故に我在り」。人はいつか必ずこの世を去る。その間の人間の生き方
座禅の仕方、~何もすべて無になること。
参禅~それは参加する姿ではなく、まいったの意味~勉強致しました。
 
4 実技について
運用法の大事さを新ためて勉強させて頂きました。
有難うございます。
 
高等科3年
1 指導者論について
”金剛禅の調和の思想” その五(組手主体)についての講義でした。
ご自身の経験の中より説明され大変楽しく聞けました。組手主体とは二人一組で原則は行いお互いに相互に協力し合って修練することが大切であるということが良く理解出来ました。意識を変えてやることが大切です。
 
4 実技について
剛法 外受段突、打上段突~大さばき、残心等のとり方を理解できております。
 
高等科の感想文以上
 
 
10月の稽古は予定通り実施
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2011年10月18日火曜日

埼玉武専 本科2年感想文

合掌
庭の薔薇も寒さのため、赤い蕾のままその命を果てようとしている。
寒さが骨までしみる秋も深まってきた。

紅葉も濃赤の葉となり、千島桜の葉も冷たい夜に風と共に地に落ちていく秋である。
山では雪虫が最初の舞を見せたかと思うと、山の麓でもその乱舞が終わった。
庭の葡萄がさらに甘みを増している。

突き刺す寒さは、道産子にとって間近に迫る冬を覚悟させる何となく嬉しい感情をひきだすのである。
わたしは、この寒さが好きである。まだ、身心が若いのかもしれない。

埼玉武専 感想文(原文のままに)
本科2年
1指導者論について
組手主体はまず自己確立を行うことが必要。決して自分確立にならないように。互いに心が合わないと演武もガタガタになってしまう。

4実技について
実戦でも使える技術を身につける。乱捕りをやってから法をやることによって身につけられる。

本科2年
1 指導者論について
自己確立と自分確立の違いがまだよくわかっていないような気がします。もっと学ばなければいけないと思います。

4 実技について
運用法の大切さを考えさせられました。

本科2年
1 指導者論について
鎮魂行 禅の修行について大切なポイントを学んだ。
組手主体 演武に対する意識、取り組み方を学んだ。
学んだことを努力して実施していきます。

4 実技について
段突、半転身、逆転身を取り入れて乱捕り練習。乱捕の重要性を認識しました。

本科2年
1 指導者論について
鎮魂行について あらためて考えることが出来た。
無になる意味、死からの逆算、心識について
もう少し掘り下げて結論めいた事も聞きたかった
 
          己の修行と識見をたかめることです!(池上)
4 実技について
運用法を少しづつでも日々やる事の大事さがわかりました。

本科2年
1 指導者論について
池上先生の体験をとおした、お話をいただき大変ためになりました。

4 実技について
池上先生の乱取を取り入れた練習方法が新鮮でした。

本科2年
1 指導者論について
人との関わりの中に自分を見出し自己確立をしていくことの重要性を認識した。

4 実技について
今まであまり経験したことのない練習方法だったので新鮮でよかった。また受講したいと思った。

本科2年
1 指導者論について
我思う故に我有り 教育→いい生活  自己確立ができているか、自分確立になっていないか。心をこめた行動

4 実技について
 記述なし

本科2年
1 指導者論について
金剛禅の調和と思想
(組手主体) 調和
         互いに心が合わないとガタガタ(我多我多になる)

4 実技について
ありがとうございました。

以上で本科の感想文は終了です。結論を聞きたかったとありましたが、結論という認識は、修行者である各々が得ていくものであり、そこに深さがある。概して講義に対する理解度は非常に良好であった。高等科の諸拳士はどうであろうか。次回掲載。

今月も半ばを過ぎました。砂川クラブの稽古滝川のクラブの稽古共に大いに参画してください。
特に、滝川クラブの土曜朝の稽古には大いに参画しましょう。

土曜日の稽古の際、初級の英会話の指導をするようにしたいと思います。
小学校における英語教育の一環としてというわけでもありませんが、世界に羽ばたく少林寺拳法の拳士が少林寺拳法に関わる英語会話を多少でも経験することで英語を身近に感じられればよいでしょう

また、このブログについても多くの関係者に紹介し、社会教育の一環になればよいのですが。

現在、大月康義拳士の著 語る記憶 解離と語りの文化精神医学 を読んでいる途中、まもなく読み終えます。内容は、北海道の精神医療臨床から生まれたユニークな民俗精神医学。皆さんも読んでみては如何?
合掌再拝 池上

2011年10月14日金曜日

心識について(拳士の質問 ) 埼玉武専本科1年感想文

合掌

10月12日13日14日の3日間北電の巡視に羆対応で同行した。
12日は急遽、物凄い雷の関係で芦別の8号の鉄塔に雨雷の中同行。
北電職員も点検のためずぶ濡れで巡視した。芦別野花南は羆の宝庫であるため、ハンターの同行は必須条件。急遽お手伝いしたのである。当然、ずぶ濡れと銃を所持しているので落雷が心配。竜巻や雷注意報の出た最悪の天候であった。
13日14日は予定通りの巡視。山の上の鉄塔から見る紅葉の始まった芦別から富良野の空知川の景色は圧巻。
羆の古い糞、雄鹿の美しい立ち姿を目の当たりに汗だくだくの高所の鉄塔の巡視、大変な業務であることを実感するこの3日間であった。
稽古には影響なく行くことができた。
北海道の秋は雄大で尚且つ美しい。

心識について
この言葉の意味についての質問が道院の拳士からありました。

心識は心 意 識 のことであり、仏教概念。
「心」梵語で質多。集起(しゅっき)の義。
 いろいろな条件や要素がまってこる。」
 遺伝、誕生の環境、境遇、以後の教育、習慣、経験、現在の生理状態。
 体験している事柄、さまざまな条件要素がより集まっていつも生起して
 くるところのものが、この「心」というもの。

「意」梵語で末那(まな)。思量の義。
 「心」から派生してきていながらこの「心」に対して、それを単なる寄せ集めからの生起と思うのでなくして進んで「これこそ我だ我だ」と、いつも強く思い固める能力、これが末那(意)の特徴。

「識」梵語で毘闍那(ひじゃな)。了別の義。
 意識とは「意の識」の意味
 「我だ我だ」と思う末那(意)の管理のもとに働きそれ以上いろいろの物や物事を分する作用で、その分別ただの分別ではなく
いつも「我」の関心のもとに解(合点)するので了別という。

西洋心理学的概念に合わせると次のようになるか。

心 無意識心理
意 自意識
識 意識的状態

心意識 これら三つがまったく緊密に連関しながら、不分離である在り方
西洋の心理学的概念よりよほどナマナマしく我のこころを言い表しているところがある。

「偶然の寄集めから出発しながら、深くこれを我と決め込み、この自分の物足りようの思いを絶対的のものとして全てこれによって分別し片付けようとする能力」

主観的色彩の濃厚なこころ。
人間生命に所属」する一器官の能力 「あたま」 「こころ」


埼玉武専 本科感想文 原文のまま
本科1年
1 指導者論
禅の姿は座る形ではない。組手主体、一人より二人、二人より三人のほ うが良い。相手のことを考えて行動できる様に日々を送る。必ず死を向かえるのだから死ぬまでに何をするのかできるのか?みんながお互いの事を考えて行動する事が調和につながると感じます。

3 開祖法話学習
先輩だから段が上だから偉いとかん違いされている方々が中に居る事は確か。少林寺拳法は何の為にやっているのか考えて欲しいと感じていました。少林寺拳法が何の為に有るのか、みんなに再認識して欲しいと思います。

4 実技
応用的な動き方が、おもしろく楽しかったです。

本科1年
1 指導者論
人が生きるための本質も極め自己確立に努めなければならない。そのため我と他、互いに認めあい調和を基本としなければならない。我と他そこに組手主体の理念がある。

2 開祖法話学習
人の先に立つ者は自己を律しなければならない。教え子からひきずりおろされるような人間になってはいけない。下の者が悪い姿をするのは自分の姿がそのまま写し出されているものだと感じる。

4 実技について
剛法の受けと反撃の早さがいかに大切か知った。今後の課題としたい。足さばきの研究が必要であると実感した。

本科1年
1 指導者論について
相手のことを思いやり演武を行うこと、また気持ちを入れた演武というのは見え方も変わってきますし、自分の向上にもつながるので一回一回の演武を大切にしようと思います。

3 開祖法話学習
人の上に立つ者として自分への厳しさが足りなかったと思いました。後輩からの意見も取り入れ少しでも良くしていこうと思います。

4 実技について
乱取りの重要さを知りました。乱取りの中の一部分を切り取ったものが技であることを念頭に入れ練習します。

本科1年
1 指導者論について
人の生きていく事について勉強させていただきました。
特に我他我他(Gata Gata)について興味深く聞かせていただきました。今後の人生について幾ばくかの糧にしたいと思いました。

4 実技について
運用法の大切さについて教えていただきました。今後、自分及び支部の練習に生かしていきたいと思います。
自分の技の不十分さがわかりました。基本(特に体のサバキ等)を更に積んでいきます。

本科1年
1 指導者論について
我思う故に我在り、思う我は必ず死ぬ。互いに心が合わないとガタガタになる。組手主体としての演武が大切(互いに心を合わせる必要があるため)

4 実技について
乱捕りを普段からする様に、軽い受け、投げ、突き、蹴りでやればよい。

本科1年

1 指導者論について
 1 禅に意味を求めない
 2 我他我他(互いに心が調和しないとガタガタになる。

4 実技について
運用法

本科1年
1 指導者論について
「組手主体」について
我と他の調和が大切であり、お互い1人1人の技術を高め合うことが必要である。

4 実技について
乱捕り形式で剛法を行う。たいへん実戦的で楽しかったです。

本科1年
1 指導者論について
朝、起床して「鎮魂行」をと言われてアッと思いました。今後に生かしていきたいと考えています。

本科1年
1 指導者論について
座禅と自己について、もう一度考えてみます。参考になりました。

4 実技について
良かったです。

本科1年
1 指導者論について
楽しかったです

4 実技について
勉強になりました

本科1年
1 指導者論について
自己確立 1、我思う故に我有り。 2思う我は必ず死ぬ
組手主体ー相対演練 お互いに高め合う意識
演武・・この一回しかないという演武は別物である。=乱捕り

4 実技について
乱捕りを基本で行うことの大切さを学んだ。私は体が大きいので相手ときちんと正対し、裏に受ける、顔をそらすことを学んだ。

本科2年は次回に掲載します。
合掌再拝 池上治男

2011年10月8日土曜日

羆の巡視 埼玉武専の2 武専学生感想文の1

合掌
10月4日5日6日の3日間、北海道電力の送電線の巡視に伴う警護に参加。
北海道は既に初雪が降り、滝川、砂川の地域も初雪が降ったようです。
埼玉武専中の初雪のため地元において今年は初雪を見ることはなかった。
我が家からピンネシリの山頂、さらに奥に暑寒別の山頂が真っ白になっているのを見るのは例年に比べて少し早い。
近辺の山々のどこが最も高いか確認できる季節でもある。
兎に角美しい季節である。

その山々より少し低い峰を繋ぐ送電線を巡視するのである。
一組の構成は、北電社員2名ハンター1名の3人である。
北電の社員は勿論山に習熟しており、ハンターは彼らに遅れを取らぬよう羆の警戒をしながら随行するのである。
今年は、台風や大雨の影響であちこちが水分をたっぷり吸い込んだぬかるんだ巡視路を進むのである。
危険を伴う気の抜くことのできない前進なのである。
スパイクの付いた長靴に小型のアイゼンを装着して細い巡視路をアップダウンを繰り返しながらすすむ。
山伏の修行のようなものである。
鹿の足跡はかなり多く、羆の糞らしきものも見かけた。
蝦夷狸、北狐に何度か出くわした。

札幌市内に出没した羆の気持ちは良く分かる。
というのも、今年が昨年とは違い、山葡萄を見つけるのは至難であった。
7日の砂川クラブの稽古に、私の所有の羆の頭骨と山葡萄を一房持って法話の時間に話題提供した。
如何に、生き物は生きるために食べ物を求めて「さ迷う」ものか、恐らく親子の羆が札幌市内に現れたものと思われる。
あまり騒ぐ必要のないのであるが、都会の人間としては致し方ないことか!
我が家の砂川の自転車道路に羆が現れてもさほど驚かなくなった。
ただこうした人間から見た問題解決のためには、山にどんぐりを撒くような運動が必要なことは明白。
テレビのニュースで騒ぐだけでなく、そうした運動を展開することに対してもう少し騒ぐ勇気はありませんか!
自然環境はまず野生動物のものであり、人間はあと、あと!

13日14日の2日間は、滝里ダム、富良野方面の山の巡視に向かう予定である。
羆に遭遇しないことを祈るばかり!ここは羆の宝庫!

埼玉武専
講義の内容から。

Gata Gata means ricketiness written in Chinese character as "Oneself-Others Oneself-Others:Working with others without harmony would result in Gata Gata.

互いに心が合わないとガタガタになる。
我他 我他

勝手なつくりごとをする思いを「自己」だと誤ることを無明という。
人間のみが無明を無明と知る叡智を持つ。
真の自己は、そうした思いを解体し、落ち着いて自己を生きていくことに見出すことができるやも知れず。

私の講義を受講した感想文が7日に大澤先生から届いた。
その感想文をここにご紹介したい。
何度かに分けてご紹介したいが全員のものは無理かもしれません。
原文のまま!匿名にします!

予科1年 
1指導者論
他人(相手)を考えられる自分として今、いられているかと言われると正直厳しい。鎮魂行で口にしていることを踏まえ、演武の”けいこ”を通して何よりも変えられない”自己”を確立していきたいと思う。

4実技について
乱取りの練習を中心に行った。とても楽しかったが、皆なあまり普段やっていないのか、慣れていなかった。

予科1年
1指導者論
自己確立について、やはり自分も自分確立になってしまっていると思うので今日より自己確立を頭に入れて行きたいと思う。

予科1年
1指導者論
北海道砂川道院の池上治男先生 1、我思う故に在る 2、思う我は必ず死ぬ 3湧出の事実がある。
演武は一期一会である

予科1年
1指導者論
鎮魂行をする意味を理解して実施しなければならない 反省しました。
組手(演武)が自分と相手が自己確立するため、また実践でも有効な修練方法であることを理解した。

4実技について
中高年を理由に乱取りをさけてきましたが、少しずつ慣れていく重要性を理解しました。

予科2年
1指導者論
「我思う故に我在り」 池上先生の講義は大変良かったです。調和を考え行動しようと思う。

4実技について
速い動きを実施する

予科2年
1指導者論
組手主体、調和の重要性を改めて認識しました。
池上先生のお話は非常にわかりやすく、もっとお聞きしたいと思いました。

4実技について
乱捕りの重要性を理解しました。スピードをすごく感じました

予科2年
1指導者論
「組手主体」滝川道院 池上治男先生
参禅 何も求めず何も考えないそこに禅があり禅をしている姿こそが本尊である。より豊かな人生を送るため「死」という事実から逆算して生きる。人は一人では生きられない。相互交流相互理解による「調和」が人生をすばらしいものにする。
「死んでも死なない命を生きる。」

4実技について
運用法を意識しての法形、法形を意識しての運用法。実戦をふまえての修練が需要である。

予科2年 東京地区(東京から受講に来た拳士と思います。)
1指導者論
池上先生のお話の中で、日々(毎朝)鎮魂行を行うことを推しょうされておりましたが、非常に良い事だと思いましたが、逆になぜ今まで気付かずやってこなかったのかと反省致しました。明日から毎朝鎮魂行を実行したいと思います。

4技術について
池上先生のご指導は非常に実践的で乱捕りの有効性が十分理解できました。道院に帰ってからも 今日の心構え

予科2年
1指導者論について
特になし

4実技について
よかった。乱捕りが勉強になった。

以上予科の学生の分をご紹介しました。次回本科の感想文のご紹介したい。

さて、夜も更けてまいりました。

今日、土曜日は滝川クラブの朝稽古です。

寒くなって来ました。風邪は払受!

合掌再拝