合掌
10月12日13日14日の3日間北電の巡視に羆対応で同行した。
12日は急遽、物凄い雷の関係で芦別の8号の鉄塔に雨雷の中同行。
北電職員も点検のためずぶ濡れで巡視した。芦別野花南は羆の宝庫であるため、ハンターの同行は必須条件。急遽お手伝いしたのである。当然、ずぶ濡れと銃を所持しているので落雷が心配。竜巻や雷注意報の出た最悪の天候であった。
13日14日は予定通りの巡視。山の上の鉄塔から見る紅葉の始まった芦別から富良野の空知川の景色は圧巻。
羆の古い糞、雄鹿の美しい立ち姿を目の当たりに汗だくだくの高所の鉄塔の巡視、大変な業務であることを実感するこの3日間であった。
稽古には影響なく行くことができた。
北海道の秋は雄大で尚且つ美しい。
心識について
この言葉の意味についての質問が道院の拳士からありました。
心識は心 意 識 のことであり、仏教概念。
「心」梵語で質多。集起(しゅっき)の義。
いろいろな条件や要素が集まって起こる。」
遺伝、誕生の環境、境遇、以後の教育、習慣、経験、現在の生理状態。
体験している事柄、さまざまな条件要素がより集まっていつも生起して
くるところのものが、この「心」というもの。
「意」梵語で末那(まな)。思量の義。
「心」から派生してきていながらこの「心」に対して、それを単なる寄せ集めからの生起と思うのでなくして進んで「これこそ我だ我だ」と、いつも強く思い固める能力、これが末那(意)の特徴。
「識」梵語で毘闍那(ひじゃな)。了別の義。
意識とは「意の識」の意味
「我だ我だ」と思う末那(意)の管理のもとに働きそれ以上いろいろの物や物事を分別する作用で、その分別ただの分別ではなく
いつも「我」の関心のもとに了解(合点)するので了別という。
西洋心理学的概念に合わせると次のようになるか。
心 無意識心理
意 自意識
識 意識的状態
心意識 これら三つがまったく緊密に連関しながら、不分離である在り方
西洋の心理学的概念よりよほどナマナマしく我のこころを言い表しているところがある。
「偶然の寄集めから出発しながら、深くこれを我と決め込み、この自分の物足りようの思いを絶対的のものとして全てこれによって分別し片付けようとする能力」
主観的色彩の濃厚なこころ。
人間生命に所属」する一器官の能力 「あたま」 「こころ」
埼玉武専 本科感想文 原文のまま
本科1年
1 指導者論
禅の姿は座る形ではない。組手主体、一人より二人、二人より三人のほ うが良い。相手のことを考えて行動できる様に日々を送る。必ず死を向かえるのだから死ぬまでに何をするのかできるのか?みんながお互いの事を考えて行動する事が調和につながると感じます。
3 開祖法話学習
先輩だから段が上だから偉いとかん違いされている方々が中に居る事は確か。少林寺拳法は何の為にやっているのか考えて欲しいと感じていました。少林寺拳法が何の為に有るのか、みんなに再認識して欲しいと思います。
4 実技
応用的な動き方が、おもしろく楽しかったです。
本科1年
1 指導者論
人が生きるための本質も極め自己確立に努めなければならない。そのため我と他、互いに認めあい調和を基本としなければならない。我と他そこに組手主体の理念がある。
2 開祖法話学習
人の先に立つ者は自己を律しなければならない。教え子からひきずりおろされるような人間になってはいけない。下の者が悪い姿をするのは自分の姿がそのまま写し出されているものだと感じる。
4 実技について
剛法の受けと反撃の早さがいかに大切か知った。今後の課題としたい。足さばきの研究が必要であると実感した。
本科1年
1 指導者論について
相手のことを思いやり演武を行うこと、また気持ちを入れた演武というのは見え方も変わってきますし、自分の向上にもつながるので一回一回の演武を大切にしようと思います。
3 開祖法話学習
人の上に立つ者として自分への厳しさが足りなかったと思いました。後輩からの意見も取り入れ少しでも良くしていこうと思います。
4 実技について
乱取りの重要さを知りました。乱取りの中の一部分を切り取ったものが技であることを念頭に入れ練習します。
本科1年
1 指導者論について
人の生きていく事について勉強させていただきました。
特に我他我他(Gata Gata)について興味深く聞かせていただきました。今後の人生について幾ばくかの糧にしたいと思いました。
4 実技について
運用法の大切さについて教えていただきました。今後、自分及び支部の練習に生かしていきたいと思います。
自分の技の不十分さがわかりました。基本(特に体のサバキ等)を更に積んでいきます。
本科1年
1 指導者論について
我思う故に我在り、思う我は必ず死ぬ。互いに心が合わないとガタガタになる。組手主体としての演武が大切(互いに心を合わせる必要があるため)
4 実技について
乱捕りを普段からする様に、軽い受け、投げ、突き、蹴りでやればよい。
本科1年
1 指導者論について
1 禅に意味を求めない
2 我他我他(互いに心が調和しないとガタガタになる。
4 実技について
運用法
本科1年
1 指導者論について
「組手主体」について
我と他の調和が大切であり、お互い1人1人の技術を高め合うことが必要である。
4 実技について
乱捕り形式で剛法を行う。たいへん実戦的で楽しかったです。
本科1年
1 指導者論について
朝、起床して「鎮魂行」をと言われてアッと思いました。今後に生かしていきたいと考えています。
本科1年
1 指導者論について
座禅と自己について、もう一度考えてみます。参考になりました。
4 実技について
良かったです。
本科1年
1 指導者論について
楽しかったです
4 実技について
勉強になりました
本科1年
1 指導者論について
自己確立 1、我思う故に我有り。 2思う我は必ず死ぬ
組手主体ー相対演練 お互いに高め合う意識
演武・・この一回しかないという演武は別物である。=乱捕り
4 実技について
乱捕りを基本で行うことの大切さを学んだ。私は体が大きいので相手ときちんと正対し、裏に受ける、顔をそらすことを学んだ。
本科2年は次回に掲載します。
合掌再拝 池上治男
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