合掌
宮城県武専に何度か指導に行ったことと、東北北海道の絆を通して今回の災害は筆舌に尽くしがたい。
千葉会長と電話で話した折、「本部の対応はどうなっているのか。」とお尋ねがありました。
本部に被災地の道院長支部長の安否確認したところ、「未だ、仙台の先生が安否確認をしているのだが、石巻の理事長を始め安否が確認できていない。」ことを知りました。
山形の海鋒先生に電話しましたが、まだ宮城県の理事長の安否確認ができていないとのこと。インターネットに接続することができないとのことを聞きました。
そこで、すぐにインターネットの
Google Person Finder (消息情報)にアクセス、
「須藤和夫」で検索したところ、
清田一美さんが「14日8時ころに親戚から連絡が入り無事であることが分かりました。」
「状況:この人がいきているという情報を入手した。」
「65歳くらい、少林寺憲法を教えています。」とありました。
書き込みには少林寺拳法ではなくて、拳法の拳が憲になっていました。
そこで、清田一美さんの携帯に電話しました。
最初通じなかったのですが、ようやく通じました。
驚いたことに、清田さんは実の娘さんであることを知りました。
「まだ、直接まだ父と話してはいないのですが、池上先生のことは北海道に父が行ったときなど良く聞いています。」
「父は自宅2階に避難しています。」と安心したように話されていました。
「ただ、自宅から蛇田中学の避難所に移動したほうがいいと思うのですが、まだ自宅にいるのが理解できない。」と心配されていました。
お嬢さんは茨城県取手市在住のため遠隔地であり、何も出来ないことに歯がゆさがあるのでしょう。
このことは、すぐに総裁に安否について電話でお伝えしたところ、
「良かった。まだ連絡取れていない人たちがいるので心配しています。
本部も今一生懸命安否確認をしているところです。」と話されていました。
実際に未だ、岩手県の関係者の安否確認が進んでいない状況であり、一刻も安否確認がなされるのを祈るばかりです。
千葉会長にも状況をお知らせしました。
今後、北海道少林寺拳法連盟としてもどう対応するか!
福島の原発が、自衛隊の特殊防護隊員の安全また活躍で何とか大事故にならないことを祈るばかり。
実に目に見えない敵を殲滅するが如きの彼らの戦いに敬意を表するものです。
日本国の自衛とは言え、一般人では処理できないことに強制出動していく多くの隊員に、事故なく無事任務を果たし帰還されることを皆と祈ろうではありませんか。
以前の少林寺拳法の信条に、
「我ら日本人として祖国日本を愛し、日本民族の福祉を改善せんことを期す。」とありました。
これだけの未曾有の甚大な自然災害を乗り越えるためには、絆をより堅固にして立ち向かうしかありません。
「半ばは自己のために、半ばは他人のために。」
少林寺拳法の理想境建設は、その絆の形成の過程にあるとは思われないだろうか!
Google Person Finder に感謝!
合掌再拝 南無ダーマ 池上治男
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