合掌
3月5日に審判員・考試員講習を終了しました。
審判員・考試員講習は受講しなければその資格の継続或いは新たに資格を取得することが出来ないだけに、多くの参加者がありました。
今回の講習内容は4月度からの新方式によるもので、理解するのに大変であったと思います。
講習する立場からして、詳細を理解してもらうに分かりやすく説明する努力が必要でした。
自己チェック等新たな受講者にとって大変であったと推察します。
しかし資格取得は自分自身の為はもとより、少林寺拳法の諸行事に対する貢献にはなくてはならない資格であることを認識していただきたいものと考えます。
「師家の代行者」であることのその資格は重いものであることを是非認識をして頂きたい。
また、新たな気持ちで人を育てる重要な役割であることを自覚していただければ幸いです。
3月6日の北海道武専には、矢嶋隆禅先生を川越からお迎えし良き一日を過ごしました。
鎮魂行の意義を分かりやすく説かれ、記憶に残る講義であったと思います。
長年にわたる別科武専を終了された拳士の皆さん誠にご苦労様でした。
その修了生の研究科四年を担当した私は、最後を飾るに相応しいひとときになればという強い思いをもって指導に当たりました。
燕返、千鳥返、天地拳第二系相対、剛柔の研究が当日の稽古科目。
乱捕りに始まり各科目の復習指導後、当日科目を主体に終了演武会を実施しました。
研究科三年の学生には演武見学稽古(見取り稽古)により研究科修了を祝っていただきました。
急遽私が小演武会をやろうと提案しました。
短時間の稽古の後、乱捕りを構成に交えた修了生の演武は、実に迫力に満ちて感動を覚えるものでありました。
遠目で見ていた修了生の親御さんにとっても誇りに思える演武であったことでしょう。
終了された皆さんには、引き続き武専研究院或いは研究会で研鑽を積み、魅力ある行動をすることを期待するものです。
6日に並行して実施された、昇格試験に合格された皆さん誠におめでとう!
わが道院に稽古に参加し受験に臨んだ意気込みを忘れず、その力を発揮することを期待します。
少林寺拳法の基本理念に基づき、是非、金剛禅運動に邁進することを通じて人間性を高めてください。
少林寺拳法の技法は深いものであり、もとより歩みを止めては人生寂幕、前進・進化を共に!
合掌再拝 池上 魅力のないことは無力なり、絆をもって人間を愛そう!
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