2011年3月24日木曜日

被災地対策の現状 2011年3月25日現在(2週間経過)

合掌
大津波の被害と原発の影響における緊急対策について
被災に遭った人の数が余りにも多すぎて、食料を含む生活物資が思うように配られる状況になっていない。
この状況であれば、避難場所だけにいては命をつなぐことが難しくなると懸念される。
選挙が始まる時期ではあるが、現状を考慮するとそれどころではないのではないか。

ライフラインが未整備で、頑張れ、頑張れだけでは、緊急を要する被災者にには何もならない。
援助を待つという人の数が余りにも多すぎるということに対する政府の指導力を早急に発揮すべきではないか。
適切な対策が何なのかという判断が極端に甘いといえる。
緊急的な疎開を柱に持たないと医療援助を待つ間に取り返しのつかないことになるのは容易に判断できる。

阪神大震災とは、被災地の環境が余りにも違いすぎる。

大都会を背景にした神戸とは、東北の被災地はその被災の質がまったくために主食の配送だけでも人手と避難者数の三食を賄うのは限界があると言える。
お金はただの紙切れ状態が長く続くようであれば健康をさらに害することとなる。
通常でも介護を必要とする被災者の保護は、被災地自治体だけでは遅々として進まない。
被災者はできるなら早急に疎開を考えることも必要。長期疎開にはならなくとも、ライフラインを回復するなど、危機管理の考え方を変更することは政府主導が必要。

犯罪対策も緊急課題。兎に角、余りにも被災地の広さは計り知れない。

テレビ局の被災報道は各社ばらばらで、通常の事件を報道するが如きの内容が延々と続いている。
各社が共同して被災地被災者援助につながる報道を各社分担することも考えるべきと強く思う。

日本テレビの「なんだかどん」だか分からないが、昼の番組を見て呆れた。
タレントが何か訳もなく何かの料理を食べてああでもこうでもないという放映!
今、被災地は何が起きているのが分かっているのか!
馬鹿者が!
こんな放送なら放送を止めて、節電したらいい。呆れて物が言えない。
この番組のデイレクターが少林寺拳法の関係者でないことを祈るばかり。

北海道の我々にとって、被災地の厳しさを実感できていないのは仕方がないだけではいけない。

被災者の皆さんの肉体的にも精神的にも健康を回復されることを祈るばかりです。

原発の関係者のそれぞれの立場における職務を全うする皆さんの健闘を祈るばかり。おきてしまったこの被害をを最小限にとどめるよう期待します。
命がけの職務、専門外の我々は見守るしかできない。

あらゆる科学・化学分野の専門家を将来もっともっと多く育成しなければ日本という国、民族は生き残ることが難しいことになるのが懸念される。
もし、専門家がいなければどうにもならぬ程、科学・化学が発達しすぎたとも言えなくはない。

合掌再拝 池上

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