松村美憂拳士2012年5月5日7級合格 賞状授与 |
滝川クラブの稽古は、北海道高校大会初日のために参坐拳士が少なかったが、北海道大会に向けて初めて参加する小関拳士と田中拳士が規定単独演武の稽古を本格的に始めた。
初めてのことであり、戸惑うことも多い中でそれぞれが乗り越えてほしい障害がある。
それは、自分の心に巣食う壁であり稽古でしか取り除く事はできない。
小関拳士が単独演武の指導に主に当たってもらったが、自分の子供を指導することでもあり、指導する者もされる者も初めての経験である。
酒井、前田、村谷、竹房の大人は可也難しい技術の研究を行った。
空手出身の前田拳士にとっては、柔法は辛いものがある。どの技術も経絡に激しい痛みを伴うものであるだけに厳しい。しかし、持ち前の我慢強さが激痛を耐える稽古が続く。
高校大会の本選の日であるが、大会が公正な審判がなされ大過なく終わる事を期待するものである。大会で醸成される拳士それぞれの種々の思いが各人の人生観を決定づけていく。
高校3年生は今回で3年の役割を終えるのかも知れないが、少林寺拳法は他のスポーツとは異なり、終わりのない修行の連続である。
晴見道場に掲げられている「百錬剛」の額にあるように、若いうちは兎に角鍛えることである。
また、全国大会に選抜された北海道少林寺拳法連盟を代表となった高校拳士は、悔いのない稽古を積むことである。
大会参加の拳士は勿論、各高校少林寺拳法部や道院所属ではあるが、少林寺拳法の拳士であることに他ならないのであるから 選抜された意義を理解し不断の努力を発揮することである。
合掌再拝 池上治男
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