2012年6月10日日曜日

2012年6月 東北北海道道院長研修会、道院長勤続35周年表彰

浦田代表と35周年表彰記念
合掌
金曜日から日曜日まで仙台、多賀城市に来ている。東北北海道地区道院長研修会参加のためである。初日の多賀城東北学院大学工学部基礎教育センターで研修の午前中終了後の昼休みに道院長勤続35周年の表彰を頂いた。映像は受賞後浦田代表とのものである。要するに道院長になって35年経ったということである。
嘗て北海道体育協会から表彰を頂いてから暫くぶりの受賞である。
今回敢えて映像を紹介するのは、35年は長いようで短いものではあるが、その間に種々の失敗やら思い出深いこと、或いは多くの人たちとの別れ(多くの人が他界された)等を思い出すことになるからである。私一人では辿りつけなかった35年である。この映像の横に開祖がいらっしゃるような気がするのである。道院開設の時、函館東道院の山崎勝先生と二人だけの道院長新設の講習を台風通過のときに行っていただいたことを昨日のことのように思い出される。山崎先生から先日本部で受賞されてきた事を先週の北海道武専で伺った。
35年前、開祖が本山の一番下の建物を建設中の指示をされていたときに、鈴木義孝先生がひざまづいた状態。開祖から私たち一人ひとりに声をかけていただいた。台風の中、北海道から青函連絡船、列車を乗り継ぎ宇高連絡船に乗り本山に講習の前日に到着するように北海道を発ったのであった。そのことを、開祖は「それこそこれから道院長として指導するに相応しい動きである。」と開祖から言葉をいただいたのあった
。多くの道院長が開祖と最初に交わした思い出は道院長それぞれの心にいまだに響いているはずである。
浦田代表との記念写真はそうした開祖の思いにも似たものがあるのである。

初日終了後、海に近いホテルでの宮城県連盟主催の復興感謝の集いに北海道少林寺拳法連盟全員が参加した。関東関西からも今回の研修会に参加されていた。陸前高田のボランテイアセンターに行ってから、また研修会終了後も陸前高田の寄ってから帰られる先生とも再会した。
被災地支援の活動に対して頭の下がる思いで一杯である。

http://www.ibaraki-shorinjikempo.com/volunteer.html
茨城県少林寺拳法連盟の、陸前高田支援チーム活動記録のアドレス。
このページ見ると、今でも継続して支援活動を続けていることが一目で判るでしょう。

2011年5月1日~5月5日の瓦礫処理の映像。3枚目の右端の白い長靴(釘踏み抜き防止用)が
です。顔はヘルメットを被っているので参加した人にしか判らないでしょう。

多賀城は多賀城柵にあるように歴史の深いまちである。征夷大将軍という言葉を歴史で学んだことがあるのだが、そうした時代からという言葉との関係で興味を持って書物を読むと多賀城という歴史を知ることができるはずである。

多賀城市長、塩竃市長、七ヶ浜町長のお礼の挨拶がそれぞれありました。少林寺拳法連盟の支援に対するものであった。多賀城に拠点をつくり活動したからである。
岩手の陸前高田とこの多賀城市の拠点を中心に瓦礫処理等の活動に対してである。

私は陸前高田に宮末北見道院長と参加したのである。今回宮末先生は車で来ているのだが、勿論帰りコースに陸前高田が入っている。
岩手の柏木先生にも再会した。ご家族はお元気とのことであった。
宮城の須藤先生のお礼の挨拶で感謝の集いは終えた。
この地域の被災状況はご承知のことであろうが、東北学院大学の体育館の天井も地震のために落ちたのであるが、真新しく改修されていた。復興はまだまだこれからである。

今回総裁が体調不良とのことで参加されていないのが残念であった。しかし、東北北海道の指導者が一同に介し催された研修会は意義深いものであった。いいことも悪いことも絆を強くすることに繋がればよい。

東大の副学長の映像による講義は団塊の世代を代表する人生観を表現する明るいものであった。日頃から、私も気をつけていることであるが、否定語を使わない相手の人生観特に体力を考慮する無理をしない関係構築に関わるものであり、造詣深い講義であった。
武闘派ではなく、武藤派へという含蓄はユウモア溢れる内容。
武藤先生私より一歳お若い方である。目線を少林寺拳法の指導者に下げて頂いた名講義であった。笑い笑いに繋がる、絆つくりの講義は、誠に高く評価されるものであろう。

さて、数年前に高松のANAホテルに宿泊した夜、眩暈症に私もかかったのであるが、三半規管のリンパの流れが悪いと起こるものである。最初何が起きたか分からなかったのであるが、目が回り歩行がままならないどうしようもないのである。
例えばスペインから成田までの頭を動かさない時間が長すぎた様な悪条件が引き起こすこともある。つまり、普段から獅子舞のように頭を動かすことリンパの流れを正常に保つのである。
めがまわるつまり眩暈症はある年齢に達するとおこるものである。
専務理事の斉藤道院長も最近かかったとのことである。皆さんもお気をつけられますように!

二日目の研修今から仙台から多賀城文化センターに行き午後の便で北海道に戻ります。

宮城県連に感謝!
北海道連盟の皆さんご苦労様。
滝川道院 砂川道院の皆さん留守中ありがとう!

合掌再拝 池上

0 件のコメント:

コメントを投稿