合掌
北海道に何度となく来られている伊藤先生をお迎えしての北海道武専。
本部派遣教師は、午後1時半で指導終了の予定のところ、1時間以上越えて指導していただいた。
指導科目二つ残したのが気がかりだと言いながら東野幌体育館を後にされた。
新千歳発の17時の便に遅れてもいけないので、それを見越してお帰りいただいた。JR千歳線の事故もなく、かなり早く空港に着いてしまい、加藤先生に何か早く着きすぎて参ったと電話されたとの事。
北海道学生大会のときに小樽春香の田村先生曰く、
”池さん、早く帰れ帰れと言うもんだから帰ったわいいが早く着きすぎて時間を持て余して電話してきたらしい。”と。
いずれにしても事故もなく早く着いたのは良かったじゃないか。
7月の予定は本部派遣教師は午後1時半頃まで、早く帰して欲しいとのことが本部の方針だからいいんじゃないの。・・・・池上
私も7月の千葉武専は、叔父の葬儀もあった関係もあるが、16時まではいなかった。午後1時には退出させてもらった。
伊藤先生には、前回の北海道に来られたときに、鎮魂行の際、財団の巻物を渡してしまい、礼拝詞をやらない形式に戸惑いあせったとのことを、笑い話で言われた。
今回は礼拝詞の入った巻物だから心配後無用と鎮魂行に向かう廊下で話した。無事何事も無く終了。
飄々とした伊藤先生のことだから、私ともざっくばらんに終日対応させていただいた。先生の後輩が渡部先生であることをご存知の方も居られると思います。
私は午前中の昇格試験2段の技術試験を終えて後、午後は武専研究院の指導を担当した。今回は、技術の奥深いところまで掘り下げて指導したが、
さすがにこの武専研究院に入学して技術を学ぼうとしている若手の諸君は真剣みに富んでいる。
一般の道院長もうかうかしていると彼らに技術面で追い越されてしまうだろう。
この科の狙いもそうしたところにあるのではないか。
どうも、一般的に道院長の稽古不足研究不足が否めない。
特昇の際にも、甲斐先生も言われていたが、技術の研究が不足しており、一定水準に達していないのも稽古不足から来ているとの指摘全く持って同感である。道院長になった途端に運営に手間取り自分の修行が疎かになってしまうのはどこに問題があるのだろうか。
勿論、言わないまでも自己修練自己確立の道を徐々に忘れていく弱さが知らず知らずに生まれるのである。
ましてや、少林寺拳法の日々の修行から遠ざかれば、単に思い出の少林寺拳法に終わってしまうのである。
継続してのみ修行の本質を見出すことが出来るのである。
合掌再拝 池上
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