3月に入ったが、春を目前の冬の嵐が襲う。
3月2日千歳空港午後6時以降の発着全て停止。
3月としては珍しい猛吹雪である。
北海道武專の教師が前日北海道に到着できない事態。
朝5時過ぎの便に乗るとのこと。朝にならなければはっきり分からない。
愛知の車田先生が羽田まで到着したとの連絡があった。
3日は北海道風速40メートルの風が吹くとの気象予報を今テレビで見た。
飛行は難しいかもしれない。
奥村匠拳士
3月1日砂川道院稽古
3月1日砂川道院稽古
3月3日の羽田発の初便で千歳空港に車田先生到着。
車田先生到着までの間の予定行動については私が代行することとして、鎮魂行は私が主坐を務めた。
実は、以前私が東海武専に派遣されたとき、 千歳空港が冬の嵐で発着運行停止状態にあった。
日曜日の武専に間に合うように金曜日に千歳空港に行ったが金曜日は全便欠航。仕方なく千歳空港から砂川に戻り、土曜日に再び千歳空港に行ったがこの日も名古屋にいくことが出来ない状態。しかし、旭川空港から羽田行きの午後8時過ぎの最終便に一席空きがあることを千歳空港で、偶然知り合った羽田から韓国に行こうとした女性二人が教えてくれ、しかもその空席を携帯電話で予約してくれたのである。千歳空港から旭川空港に急遽移動。
千歳空港が全便欠航の気象の際、むしろ内陸にある旭川空港の気象条件が良好のことが多いのである。
午後8時過ぎの便で羽田空港に到着、長女の住む横浜に午後11時過ぎに辿りつき、翌朝6時半の新横浜発名古屋行きの新幹線に乗り無事名古屋に到着し、武専開始時間には十分間に合ったのである。私が来ることができないと思っていたところにたどり着いた私のことを車田先生が覚えていて、ご自身もどうしてでも派遣先の北海道武専に辿りつくという強い意志をもって今到着しましたということを北海道武専の朝礼のときに話されたのがことの顛末である。
責任を果たすために出来る限り手を尽くしたということである。
車田先生の土曜日の東京への移動の際、般若心経を唱えていたという話は北海道武専の学生は理解してくれたものと思う。1月武専の私の講義で、般若心経の般若つまり智慧のことを学習したことで車田先生の行動規範を理解されたことと確信するものである。
私の道院の武専学生の言によると、車田先生の講義は明瞭闊達で非常に聞きやすく興味深いと話していたのを聞いて嬉しく思った。技術においても山﨑理事長の「吸収する和」を見事に体現されたことを目の当たりにした学生は楽しき雛祭りの武専を過ごしたことであろう。
映像は武専終了式、動画は技術確認等のものである。
0 件のコメント:
コメントを投稿