2012年2月20日月曜日

2月北海道武専のこと!

合掌
2月武専のときに、函館手坂先生との会話
自宅と道場を新築中とのこと。念願の道場の感が強いのだと思う。
奥さんが生きているときに家を建てたらよかったのにと私が言ったら、「金がなかったから建てられなかった。」と朴訥に言われた。
いい奥さんだったが、数年前に残念ながら亡くなられたのである。
手坂先生の自宅跡地千代台に建設中とのこと。
北大の水産学部の学生が今先生のところで稽古しているとのこと。いい稽古をしているだろう。
手坂先生に、北大の夏合宿に今度参加しようと誘った。
ここの所、ずっと夏合宿に指導参加している。
手坂先生も北大水産学部の学生との縁ができたのであるから、北大の夏合宿に参加するのも人生いい思い出になるのだから。野坂、池上、手坂先生ほぼみな同期の桜である。
何とかまだ命持ちこたえている三人である。

手坂先生との話題で、「今の函館の副市長が中林君であると、きのとやの長沼君から聞いた、それで彼が副市長の間に大学の同じゼミの同窓の会を函館でやろうと思っている。」のだと言った途端、「あれ、中林はおれの高校の同期だ、函館中部の同期で仲がよかったんだ。今の市長は中部高校の一年後輩だ。」と手坂先生の驚き。
中林君は私が大学のときに特に親しかったのを覚えている。
函館で世話になった間柄である。彼は、当時としては珍しく地元の市役所に就職した。私たちの多くの殆どは、民間企業に就職した。
私は、極洋へ、長沼君は牧場を目指して!
まあ、二人とも今は全く違う道にいるのだが。
中林君と手坂先生との関係を全く知らないままに、2012年2月の武専で初めてそのことを知った。

2月担当本部派遣教師の菅野先生からお礼の手紙が届いた。
北海道の武専学生は素直で一生懸命に取り組んでいて大変よかったとのこと。
私から「遠慮しないで思った通りどんどんやってください。」と言われ、思いっ切り指導することができたと書かれていた。
気分良く帰られてよかった。

金曜日の稽古に久しぶりに大月拳士が稽古に参加した。
ご承知のように岩見沢は異常な積雪で如何ともし難い状況で、そんな中、稽古に来た理由は本部の武専での技術を体感したいからである。
相手を瞬時に体重を踵に移動させること、無いものを掴ませるが如くの動きをどう行うのかなど実に高度なものを希求する大月拳士の意欲が岩見沢から冬の高速道路をスバルの300馬力の車で来るのである。
通常では考えられない。
つい最近、大月拳士のお父さんが亡くなられたこともあり、暫く落ち着かない日々が続いた中で、武専を休まざるを得なかったようである。
次年度の武専も継続するように勧めた。
やはり、武専というものは拳士にとって有意義な場であり、教養ある拳士にも参加し、いい影響を与えて欲しいものである。

稽古が終わって、赤平の三浦広大拳士とお父さんが挨拶に来た。
広大拳士が昨年学校において、台車と壁に挟まれ足を骨折した経緯を報告しに来たのである。まだ、足が完全に治っていないとの事である。見稽古もあると話して、来れるときに来たらよいと伝えた。安心したようであった。

土曜日の稽古に久しぶりに前田剛拳士が参加した。防衛大出身のガッチリした男である。
柔道の有段者の村谷拳士との乱捕りは、見ものである。
私のアドバイス、相手の攻撃を吸収する受けを常に心がけるようにと。
63歳の村谷拳士とその半分の年齢の前田拳士、互いに遠慮のないところがいい。

私も前田拳士に乱捕り指導しながらの稽古中、受けた膝がまだ痛い。
歳は隠せないか。あちこち傷が痛む。まあ、心地よい痛みではあるが。
柔法の稽古において、前田拳士は、ものを掴ませるが如くの技術を稽古するに実によき拳士である。
彼は兎に角、真面目な男である。ただ、仕事が忙しいようで稽古に参坐するのが大変である。
前田拳士から、片胸落、小手巻返、両手押小手等激痛の走る技を教えてほしいとの希望が多く出され、相手をした鈴木貫太拳士、村谷拳士、竹房拳士も共に一生懸命痛さをこらえながら稽古した。人数は少ないが中身の濃い稽古であった。

留萌の小山拳士もこの冬の留萌峠を来るのは命懸けである。来年度から武専に入学する。メールで参坐ができないのですが、絶対に破門しないで
くださいと意味不明の内容。どうも昔かたぎの性格なのであろう。私に破門する権限は持ち得ていないのである。

ただ、次年度の更新手続き(信徒会費、個人会費の手続き)は今月中で
す。これを怠ると一旦休眠扱いとなりますので気をつけて下さい。

因みに、私も既に次年度の更新手続き支払いを終えました。私の場合、信徒会費7150円、個人会費は、大学の監督をしているので、3150円ではなく、5150円である。道院長の個人会費は3150円であるが、大学の監督を重複していた場合、高いほうの大学の監督の個人会費になるのは納得いかないと、苫小牧の甲斐先生が昨年よく言われていたのだが。

2月から3月にかけて、親子で稽古に来られている家庭、また、武専、そして、子供たちが入学進学を同時期に重なっている経済的負担は数万円になり、誠に高額になり、申し訳ない気持ちで一杯である。
それだけに魅力ある指導の場をつくらなければならないと思っています。

また、新年度に向かって、少林寺拳法の仲間づくりにも積極的に力を貸してください。拳士のそれぞれの体験から新しい仲間を一人でも多くしてもらうしかありません。
冬の厳しさももう少しです。頑張りましょう。

3月の20日春分の日に茨城武専に急遽行ってほしいと、武専本校の志村拳士から依頼の電話が、丁度屋根の雪下ろしをしているところにあった。
日曜日でなく祭日に行う武専は私は初めてである。
勿論、お受けした。
さて3月20日に向けて体つくりをしなくてはいけませんな。筋トレ筋トレ!
大月拳士が、効率のよい筋トレの本を金曜日に持って来てくれたので参考にしたい。

ここ、2週間ばかり、再度、灰谷先生の天の瞳の幼年期、少年期を読んだ。3月1日に砂川小学校において3年生の生徒保護者100人の皆さんと少林寺拳法の授業を開催することになっているからである。
最も難しい学年なのかも知れない。

さて、北海道の最も厳しい冬ももう少しである。
春の北海道は皆さんのこころのなかにあるのです。

合掌再拝 池上治男

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