合掌
3日金曜日から本部に来ています。
金曜日午後5時から、コース制指導者認定講習に参加。
コース制は、高齢者向けに設定された、豊かで楽しむことのできる健康のためにという、ゆたらく コース、女性向けのコース等の指導者認定講習に参加。現在北海道においては野坂理事長が認定を受けています。武専で研究科1年の授業にこのコースが入っているために指導認定を受けていないと担当できないために、武専教師がこの資格を受ける必要があるために参加した次第。次年度4月から正式にこのコースに関わるものが始動することもあり、新井会長からも是非積極的に普及するために協力願いたい話された。
この講習中に砂川小学校の橘教師から電話があり、3月1日の小学校3年の少林寺拳法の体験授業についての当日のやり方をかなり心配された内容であった。まさに、参加者は小学校3年生と父母を合わせて100名になるとのことで、ちょうどこのコースの初心者のための内容に合致したもの。来週水曜日午後6時半に橘教師と事前打ち合わせすることとした。
学年担当のお母さんが、滝川砂川道院のホームページを見て、少林寺拳法が何か難しいものと思われたようで、敷居の高さのようなものを感じたとすれば、そういう不安を与えないような誰でもが参加できるコース制のような入り口は時代の要請であると意を強くした次第。
武専研修で師家(宗由貴総裁)の講話で、「武専は教養を身につけるところ」であるという話をされた。
私も常に入学式や各地の武専で、常に申し上げてきたように、「武専は教養を高める場であり、魅力ある人間になるべく最高の牙城、最上の修行の場である。」と伝えてきた。
拳士は、人としての品位、また特に日本人は恥を重んじる民族意識のDNAを持ち続けており、自ら自己責任を常に考える人間性を持ち得ていなければならない。
少林寺拳法の道院、道場はひとが集まってこそ楽しい場となり得、道楽につながる。道楽つまり道を楽しむということなのであろう。
コース制の果たす役割は、今後の少林寺拳法の普及の機軸にならなければならない。
師家はそうした活動に対し、強制ではないが協力を頂きたいと言われた。この改革によって、5年後の組織を見てもらいたいとも言われ、今回の組織機構改革が本来のあるべき姿を表現することになるのであろう。
手続き方法にまだ慣れていない拳士、父兄の方々も多いかと思われますが、4月時点の在籍確認のために、遅くても3月15日までに信徒会費の手続きが必要です。
信徒会費、信徒香資、個人会費と集中する手続きをスムーズに行くことを願う次第です。
入学時期も重なり、ご父兄の方には経済的ご負担になろうかと思い心苦しいのですが、真剣に指導するつもりですので本山本部からメールが届いていると思いますがよろしくお願いします。
手続き不慣れな方については代行しお手伝いいたします。
新年度の信徒会費、個人会費の100%登録が在籍拳士の最低条件であり、手続きの困難を感じて退会する悲劇があってはなりません。
北海道武専の在籍拳士が200名近くいた数年前に比較して2011年が140名程でありこの激減を何とか回避していく必要がある。
傘下道院の拳士初段から入学できる武専であり一人でも多く入学してもらいたいものである。
一年間の家計を考慮しても、少林寺拳法の活動に参加する価値を体感できるまた自ら見出せるものにしていかなければならない。
武専教師としての立場からも、普及布教の一翼を担っているのであり、遠慮することなく少林寺拳法を勧める活動をますます強くしていかなければならないと考える。
さて砂川小学校の3年生の皆さんに会うのは大変楽しみなことです。
達人?と紹介されている立場で、砂川市の生涯学習システムの一環である今回の授業のお手伝いをさせた頂く機会は実に有意義であり楽しみでもあります。
砂川小学校の100名の参加者に対して、少林寺拳法が理解しがたい怖いものと感じさせてはいけないことは明白です。
少林寺拳法は凄いものなんだと見せてきた演武だけの紹介では、もはや時代の流れにそぐわないものになっていると冷静に状況を正確に判断する目も養うことが大事になっている。
今回の授業は実に組織にとっても大いなる実験の場であることはお分かりのことと思います。
少林寺拳法に魅力を感じやってみようという気持ちを喚起する魅力ある人間になるためにも、大きな視野で豊かな教養ある人間になる修行が必要である。
そうした人間があらゆる戦いに対応できる心技体の人間力が必要とされている。
必要のない努力はないのである。
実は、このことを総裁にお話申し上げたところ、小学生向けのコースも提供できるようにしたいとのことであった。
合掌再拝 池上治男
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