2012年2月11日土曜日

インフルエンザ猛威を振るう。神奈川武専感想文研究科3年

合掌
兎に角今年の冬は、冬らしき冬である。
空知の豪雪指定地域を証明しているような冬である。
高齢化社会でこの冬を孤独に過ごすとしたら堪らない季節である。

ここ最近、灰谷健次郎先生の本を読み返してみた。
「海の図」「砂場の少年」、「太陽の子」
この3冊は北海道少林寺拳法連盟でJR研修センターで灰谷先生の講演をしていただいた時にサインをして頂いた。
亡くなられて久しいのだが、サインを見る度に懐かしく思い出される。
本当に惜しい人であった。

また、以前購入していた、「ズザンナさんの架けた橋」;日本とドイツの私の87年。
この本を読むと、滝川道院の美智子とグスタフの事を思いやることとなる。
グスタフは、小樽のある北海道ワインの技術者として浦臼に来ていて二人が恋に落ちたという拳士の物語である。

滝川道院と砂川道院の拳士同士の結婚が多いのが35年の道院の歴史を物語る。

この本を読み終えて灰谷先生の「兎の眼」を読んだ。寒い冬の日、読書もいいものだ。

神奈川武専感想文
研究科3年
1)毎朝の歩行禅、鎮魂行をいつかは死ぬという絶対事実のある中で生き生きと生きるための内修として行う。闘わない少林寺拳法は外修としては不充分。魅力のない自己は無力なり。信頼を得ること、責任感の大切さを教えられました。魅きよせられる語り口でした。ありがとうございます。

自分のものとするには時間がかかりそう。63歳の年齢を感じさせないシャープな自然な動きに圧倒されました。

2)鎮魂行を毎朝やらないかと呼びかけられ私も実行しようと思いました。又、筋トレも毎日しているとのことで、これもやろうと思いました。拳士として生きる言葉に重みを感じました。大変良かったです。

基本、受身は音をたてない。横転からの起き上がりでは腹筋背筋を使うなど、ふだん気づいていないことを教わりました。又、掛手のことなどもなるほどと思い、技の深さを感じました。

3)鎮魂行の重要さを解りやすく教えて頂いた。歩行禅(歩きながらの鎮魂行を行う)を私も実践してみたい。(「魅力のない自己は無力なり」)

基本を教授頂いた。横転より起き上がりのご指導は道場でも実践して行きたいと考えています。又、実戦的な動き(視線から外す)受けから攻者の逆をとる技など勉強になりました。

4)人間はやがて死ぬ、生きている間に生き生きとやりたいこと、悔いのない生き方をするべしという言葉が印象的でした。

様々な技をわかり易く解説してもらい勉強となった。

5)普段から金剛禅の修業に責任感をもって取り組んでいるか、自分がその魅力を十分に表せているか考えさせられた。

外修としての拳法はたたかうことを必要とすることも考えておく。

6)一人で座禅を組む=本尊 魅力のない自己は無力の人
何かを残す=伝えのこす
一人一人がやるべき事があるはずである。

剛法柔法の一体を見せていただいた!

7)先生の以前からの経験をたのしく聞くことが出来ました。

実践に向けての対応が勉強になりました。

8)具体的な事例を随所に入れた講義であり良く理解できました。

「歩行禅」「魅力のない自己は無力なり」新しい事象を学びました。

9)どこでも修行できることがわかりやすく身に入ってきました。ありがとうございました。

武専で得たことを道場での指導に役立てたいと思いました。ありがとうございました。

10)自分確立ではなく自己を確立するということ。魅力ある人になれるよう修行を続けたい。

横転よりおきあがりは、はじめて知った方法であった。

11)少林寺拳法の拳士としての役割は何なのか。
やる時にやらなかったらいつ人の為に役立つ事が出来るのか拳士として進んで行動出来なくてはならない。

以上が研究科3年です。次回は研究科4年。

明日12日は北海道武専、雪害がなければよいのですが。岩見沢市を抜けることが出来るかにかかっています。
自宅を6時に出るつもりです。
先日本部に行った際、少しの雪で混乱するのですが、こちら北海道の雪は生半可なものではありません。
でも、さっぽろ雪祭り の北海道武専。菅野先生が見えられるとのこと先日の本部で伺いました。
建物の中は暖房が行き届いていますので大丈夫です。

中村健蔵拳士が責任者として大雪像を引き渡したことを、宗由貴総裁にお伝えしたら、以前雪祭りに来たときに転んだことを思い出したとのことでした。

思い出や多くの夢を与える雪祭りです、未だ直接ご覧になられていない方は是非、札幌にお越しください。
帯広の氷祭り、旭川の雪祭りにも是非お越しください。

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