2011年6月13日月曜日

北海道武道専門コース6月 北海道連盟被災地へ

合掌
6月12日(日曜日)秋田工業高校遠田先生が本部より派遣され2011年度の武専コースの入学式が開催された。
予科、本科合計確か19名であったか?
松林拳士も本科に入学、いよいよ少林寺への道!
旭川南高校にも努力により同好会が正式発足、正式クラブの設立も近いことだろう。

私は、新年度から正式になった武専研究院を指導。
ここでのカリキュラムは、前校長の山﨑先生の長年の研究成果を取り入れたものの指導。
ここでは詳細を述べることはできないが、吸収する力を中心に研究をした。
私なりに、輪ゴムの論理を示しながら、力を如何に扱うかを実際に示しながら指導。

この日、担当を外れていた、大山、成田T 先生にも得意分野を一緒に指導してもらった。
参加した学生は、今年度から授業料を払っての特別な科にあって、将来のさらに上を目指した指導をできる分野の世界を目指しての稽古であった。
私も、7月には千葉武専の指導に行くために、その稽古としても充実の一日であった。

また、道東補講の26日は、野坂先生の担当であったが、評議委員会の関係で本部出張、がために、私が釧路へ行くことになりました。先月に続いての道東。

昨日のBSで、久しぶりに嵩山少林寺の映像をみた。日本のタレントが子供の頃、あこがれた映画少林寺の思い出でと共に少林寺を訪問し短期の修行というもの。
私が、1978年に始めて訪問その後の中国室としての訪問等、当時の徳禅和尚の側近?が今の少林寺の総責任者当時の写真に写っている。
映像としては懐かしいものであるが、今や観光客で溢れかえる1978年では考えられない現状。
世界遺産を目指しているようだが禅の発祥の地からしてそれはのぞましいが果たしてどうなるのか。
私の息子二人も中国の大学を卒業し、長男は鄭州大学の中国人本科、記念すべき日本人卒業生一期。少林寺拳法とは関係なく入学卒業した。川島先生の門下生とは、鄭州の寮で縁があったようだ。
国際関係がギクシャクする中で、「中国の動向を常に注視していかなければ」とういう開祖の言われたことが常に頭に浮かぶ。

さて、武専の合間に連盟の常任理事会が行われ、相談役の私にも被災地に関わるアドバイスをもらいたいということで出席した。

野坂理事長が、6月17日から20日まで被災地を訪問するということであった。
私のアドバイスとしては、八戸から岩手、宮城と一般国道を南下し、被災地を実際に目に焼き付けてくるように伝えた。テレビの四角い枠を見るのと、実際の被災を見るのは全く違う、考え方が変わることを伝えた。連盟として正式に訪問するのは、震災から3ヶ月という遅きに失したが、それでも今から出来る継続した絆は築くことはできるはず。
漸く行くことになり、これはこれで実に良かった。理事長としての信頼は取り戻すことが出来るのではないか。

開祖の、まず行動だ。前進だ。仲間のために。 使命感を凝縮した行動とは何かを一人ひとりが自分問いかけようではないか。

19日は中学生大会が開催されるが、担当者に任せての被災地訪問。
斉藤専務理事も、空路被災地に行きますと私に報告がありました。その際、必ず、千葉会長に今回の訪問予定を知らせるように伝えた。
私が連休中に訪問の際、千葉会長が一緒に行くというのを私が留めた経緯があるがため、理事長が正式に行くのであれば執行部としてお伝えしなさいと専務理事に伝えた。

将来を背負ってたつ人間が今回のような大災害時に、被災地に一度も足を踏み入れない等考えられないことだと強くアドバイスした。

総会で私が強く主張した被災地との心の絆が、これで漸く築かれ東北北海道の絆が強固になるのではないか。
既に、北海道連盟から100万を岩手、宮城、福島のそれぞれの連盟に30万、少林寺基地に10万を送金したとの事が報告された。
200万をさらに送金することになっている。

一応、宿泊については陸前高田の基地がいいのではないかとアドバイスした。

さて、15日16日、北電の警護(熊から)に行く予定です。熊を撃ちに行くのではなく、熊から北海道電力の高圧線の目視観察の同行。勿論笹薮なりかなり危険な同行。もちろんライフル銃を所持して行きます。稽古には影響のない時間帯です。

滝川道院・砂川道院の信徒香資の振込み手続きが6月から開始されましたが、分からない場合私の方に連絡して下さい。

合掌再拝 池上

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