合掌
砂川から車で往復およそ665キロの長旅でした。久しぶりの釧路。
往路は滝川の稽古終了後;
赤平市、芦別市、滝里ダム、富良野市(北時計側フラノスキー場)、南富良野町、狩勝峠、峠の2合目を左に新得町をかすめ、鹿追町瓜幕(トムラウシへ行く近道)、士幌町、上士幌町(気球で有名)、足寄町(国道241号)、足寄国道、日本一の長い螺湾葺で有名な螺湾、
雌阿寒岳が見える。オンネトーを右手にそして阿寒湖。
240号線に入り、まりも国道を阿寒丹頂の里、太平洋へ直接向かわないで釧路空港を右手に見ながら釧路市に向かった。
加藤先生から途中電話があり、今阿寒のまりも国道を走っているというと、「え!どうしてそんな遠回りを!」と。
私は以前、阿寒経由の方が信号もないし早いと聞かされていたことをずっと信じて釧路には阿寒湖を通ってというのが私の頭脳回路になっていた。
釧路は私は何度来ても、どうも川と海との間の感覚が今ひとつぴんと来ないのである。
訪問する間隔が長くなり、いつも迷うのが私の釧路訪問がいつも新鮮に感じるところ。
今回もカーナビにわざわざ余計な設定と、ホテルが ラ ビスタ、住所を加藤先生に確認しないままに来てしまった。
幣舞橋の近くのホテルだからということで、幣舞町と目的地を入れたためにこれで混乱。
幣舞町は、幣舞橋とは違う高台にあるために釧路に入ってくるカーナビの指示がいつもなら渡る橋を渡らない直進を示したために私はいつものとおりの橋を渡った。
そこまでは良かったが、釧路駅に向かえばいいものを左折せずに直進したために幣舞橋に行くことが出来ずに高い建物が出来た最近の釧路市内で停車。
そこでまた加藤先生から電話、「もう着きましたか?」
「いや、まだ。」
カーナビを詳しく設定したために、不要な信号機の案内が画面に進行方向に3つ出てきて、余計に惑わされたのが、電子機器に頼った大きな落とし穴であった。
私は方向音痴ではないので、コンパスさえあれば、殆ど迷わないのだが。
なんだかんだでホテルに到着。
午後7時から、加藤先生と福田先生と会食。新しい店だということで、魚屋が経営している店のようで、新鮮な魚類が出ていた。
26日武専当日
太鼓は柴田先生、私は鎮魂行の主座を務め、打棒は田森先生。参加拳士は少なかったが非常に素晴らしい鎮魂行であった。
6月の道東の入学者1名を迎えての入学式を正式に挙行した。
入学者は、今は亡き保坂先生のお嬢さんただ一人の入学式。
お祝いの言葉の際、保坂さんの話を私がしたのだが、どうも、途中私自身が「うるる」になりそうで短めの言葉に留めました。
支部長になる前の保坂拳士が、釧路駅に迎えに来てくれたことをつい思い出し涙腺をくすぐり始めたわけである。
弟の保坂拳士も札幌での入学式の際、藤沢拳士と演武披露をしてくれた。
姉弟がこうして少林寺拳法の世界にいてくれることは、父として育てた保坂先生の思いが継承される。
拳禅一如が今回の学習課題。
拳は行動、禅はその行動の裏づけする理論という展開をして話した。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の砂漠地域に発生した一神教の成立の解説、そして仏教との成立の大いなる違い。
7回にわたる十字軍遠征の話。
阿弥陀如来に救われるという浄土信仰である他力本願と自力の金剛禅についての説明。
少林寺拳法の世界の平和と福祉に貢献するという行動理念についての話。
今回の東北震災に関するただ単に口だけの支援は如何にお粗末か、実際に被災地を自分の目で確かめる行動力が何においても優る。
道東武専と称されるこの補講の役割は誠に有意義であり、少林寺拳法の地道な活動の一環として営々と続けていかなければならないことであることを語りかけた。
新たに就任された小判校長は真っ先に日本で最北端で頑張っているこの地域をまず訪問することを期待するものである。
今回帯広地区でこの道東補講の活動から離れた人たちがいると聞いたが、誠に残念である。
しかし残って頑張る田森先生を始め拳士の皆さんには勇気を持って前進してもらいたい。
あなた方は、札幌で開催される武専を欠かさずに参加そして、宗由貴総裁の力添えを得て作られた道東補講(北見、釧路、帯広)に対しても惜しまない力を注いでくれていることに対して心から敬意と感謝を述べたいと思います。人の質が問われる世の中にますますなっていく時代にあって、一人ひとりの思いを強く受け止めなければならないと考えます。
午後からは実技、基本では誰でもが楽しく出来る乱捕り、そして各科に分かれての稽古。
学生が少ないので詳細に指導が出来、技術レベルが大いに上がる。
日程を終了し帰途に着いた。
加藤先生のアドバイスどおりの阿寒湖を通らない帰りコースと決めた。
釧路市、白糠町、本別町、士幌町、鹿追町瓜幕、新得町から狩勝峠の2合目、南富良野町、富良野町(北時計側)、芦別市、赤平市、歌志内市、焼山から自宅。
帰りはおよそ300キロ。おおよそ阿寒を通らなければ50キロは短縮されたものと思われます。
帰りコースのほうが鹿の姿を見ました。鹿との衝突を避けなければ危険。
ikegami
2011年6月27日月曜日
2011年6月26日日曜日
2011年6月26日 道東補講
合掌
サンライフライフ釧路にて、北海道地区武道専門コースの指導に来ています。
入学式、オリエンテーション。
指導者論:金剛禅の「調和の思想」その二 拳禅一如 が主題。
武術にある者の、永遠の主題である。
参加学生に、考えを尋ねてみたい。
釧路の加藤先生、福田先生には、地域の活動に尽力していただいています。
福田先生は、亡くなられた保坂先生の後継者として努力されています。
この東日本の被災地にいち早く駆けつけてくれました。
そうした人たちのいる釧路が、こうした補講を通じて地道な活動をしていただくことを期待しています。
兎に角、釧路から札幌までの武専への出席をし、更に道東地区の開催にも努力されていることは敬意を表する次第です。
まったく協力しない者もいる中で、行動する人々の真摯な姿に心打たれます。
しっかり指導に当たりたいと考えます。
来週は、千葉武専出張です。午前は滝川の稽古、夕方5時の便で羽田に向かいます。
滝川の稽古通常通りです。
合掌 池上 釧路 ラ ビスタにて
サンライフライフ釧路にて、北海道地区武道専門コースの指導に来ています。
入学式、オリエンテーション。
指導者論:金剛禅の「調和の思想」その二 拳禅一如 が主題。
武術にある者の、永遠の主題である。
参加学生に、考えを尋ねてみたい。
釧路の加藤先生、福田先生には、地域の活動に尽力していただいています。
福田先生は、亡くなられた保坂先生の後継者として努力されています。
この東日本の被災地にいち早く駆けつけてくれました。
そうした人たちのいる釧路が、こうした補講を通じて地道な活動をしていただくことを期待しています。
兎に角、釧路から札幌までの武専への出席をし、更に道東地区の開催にも努力されていることは敬意を表する次第です。
まったく協力しない者もいる中で、行動する人々の真摯な姿に心打たれます。
しっかり指導に当たりたいと考えます。
来週は、千葉武専出張です。午前は滝川の稽古、夕方5時の便で羽田に向かいます。
滝川の稽古通常通りです。
合掌 池上 釧路 ラ ビスタにて
2011年6月25日土曜日
信徒会費・信徒香資について
合掌
信徒会費(年会費)はこの4月までに納入することになっていましたが、インターネット環境の不具合で、6月いっぱいまでに納入するようになっていました。
殆どの拳士は納入済みですが、未だ納入されていな場合いったん本部で休眠扱いになります。昇級昇格試験は受験できなくなります。
未納の方は6月中に納入を済ませてください。
信徒香資6月分はパソコン或いは、携帯から納入処理することになっています。
殆どの拳士は納入済みです。 8口4150円の納入ですが、まだ手続きの済んでいない拳士は至急お願いします。 自分で手続きが出来ない方は私の方に申し出てください。
合掌再拝 池上
信徒会費(年会費)はこの4月までに納入することになっていましたが、インターネット環境の不具合で、6月いっぱいまでに納入するようになっていました。
殆どの拳士は納入済みですが、未だ納入されていな場合いったん本部で休眠扱いになります。昇級昇格試験は受験できなくなります。
未納の方は6月中に納入を済ませてください。
信徒香資6月分はパソコン或いは、携帯から納入処理することになっています。
殆どの拳士は納入済みです。 8口4150円の納入ですが、まだ手続きの済んでいない拳士は至急お願いします。 自分で手続きが出来ない方は私の方に申し出てください。
合掌再拝 池上
2011年6月22日水曜日
イギリスダラム大学 ジェームズ先生からメール
イギリスダラム大学からメールが届きました。
公表しても大丈夫な内容ですので、ここに転載しておきます。
中学生高校生は英文を日本語にしてみてください。
Sent: Wednesday, June 22, 2011 5:33 AM
Subject: News from Durham
Dear Ikegami Sensei,
I hope you are well. It is almost one year since I saw you in Sapporo! I am
still happy when I think of visiting you and your kenshi.
I recently went to the European Taikai in Monaco. So Sai, Arai Sensei and
Aosaka Sensei were there. I took my yondan grading test and I found out
today that I was successful!
I am excited about training with you again and to visit your dojo and busen.
Please give my warm regards to your family and your kenshi.
Gassho
As always,
James =
公表しても大丈夫な内容ですので、ここに転載しておきます。
中学生高校生は英文を日本語にしてみてください。
Sent: Wednesday, June 22, 2011 5:33 AM
Subject: News from Durham
Dear Ikegami Sensei,
I hope you are well. It is almost one year since I saw you in Sapporo! I am
still happy when I think of visiting you and your kenshi.
I recently went to the European Taikai in Monaco. So Sai, Arai Sensei and
Aosaka Sensei were there. I took my yondan grading test and I found out
today that I was successful!
I am excited about training with you again and to visit your dojo and busen.
Please give my warm regards to your family and your kenshi.
Gassho
As always,
James =
北海道中学生大会を終えて 2011年6月19日
合掌
野坂理事長が被災地に行っている関係で、19日(日曜日)、相談役として中学生大会に出席した。
千葉会長が出席されることもあり、失礼の無いように朝早く砂川を出た。
審判会議の前に、野坂理事長に電話したところ、現在、陸前高田を出て帰路の途中気仙沼の打ち上げられた大型船を今見ているとの事であった。
さて、今大会には滝川道院から、三浦拳士、鈴木拳士の二人が単独演武、砂川道院から早坂拳士、吉田拳士が組演武に出場した。
事前の出場名簿により、全国大会に選抜されるであろうと思われる拳士が私の予測どおりの結果であったように思われる。
三浦拳士は、1点違いで昨年に引き続き全国大会を逃したとお父さんから報告を受けた。
審判のほんの些細な判定で変わるだけに惜しいといえる。
しかし、どんな審判であろうがその判定を得るだけの稽古が必要であることを戒めとしなければならない。
例えば、上富良野の青木拳士の単独演武は中学3年であり、体ががっしりしていて豪快さが高い判断をされたといえる。大会以前から、青木道院長の道場はかなり、しっかりした稽古をしているから上位に入るだろうと私は、拳士に伝えておいた。
三浦拳士の演武は法形として、最も美しい形であったと、道場の枠を超えて認めるところである。
審判の目にそこが見出せなかったとしても致し方の無いことである。
演武は種々の要素があるからである。
単独演武の基本の諸法を理解しなければ判定し判断するのは困難を極める。
函館東道院の山崎先生からも、大会終了後に、いろいろな苦言についても、野坂理事長にも後で伝えておいた。
全国大会に選抜されるに当たって、各道院での稽古は大変熾烈を極めたことであろう。
石狩地区の活躍は、大会に出場する拳士の数からしても大変多く、切磋琢磨の日常であること、指導員の努力は実に敬意に値する。
「それだけに、出場する拳士はただ単に道場所属の枠を超えて、一拳士として正しく評価する審判の責任は非常に大きいといえる。」
その指導員から、池上先生に注意されたことを肝に銘じながら指導しましたと言われたこからして、彼らが普段の武専における稽古にその指導員が積極的に参加しているということであろう。
青木道院長には、子供さんの全国大会での構えなど、若干のアドバイスをした。
最優秀をとることが出来るかもしれないと!
今回の選抜にもれた拳士は、参加して得たことが多いのであるから、修行の一環として非常に有意義な一日であったといえる。
観客の父兄の皆さんが、ビデオカメラで撮影し、研究する状況がよく分かりました。
審判団も撮影されているという認識を忘れてはならない。
最後に佐藤審判長から、相談役の池上先生が心配されていたことは、余りにも受身の取れていない投げを多発していることは非常に危険であると講評の際に拳士に伝えてくれた。
女性の演武において、男子よりも一段と投げが或いは飛ぶことが激しかったようだ。
一昔前の、まあ言うなれば我々の若き頃のような激しい演武にかなり似ていたようだ。
最近、医学的見地から、激しい投げ技において受身の取れないようなことは避けるようにとの事が
、新井会長に何度と無く指摘されていることを忘れてはならない。
中学生に対して飛ぶような投げが完全に禁止されていないことが、要因であるのは否めない。
大会代表の拳士は、さらに精神技術を磨き、心豊かな参加をして楽しんで来てもらいたい。
そして来年に向けて再出発する拳士は兎に角日々の稽古稽古ただそれだけである。
最後に審判の皆さん誠にご苦労様でした。
千葉会長には大変お忙しい中ありがとうございました。深謝に絶えません。
合掌再拝 池上
合掌再拝
野坂理事長が被災地に行っている関係で、19日(日曜日)、相談役として中学生大会に出席した。
千葉会長が出席されることもあり、失礼の無いように朝早く砂川を出た。
審判会議の前に、野坂理事長に電話したところ、現在、陸前高田を出て帰路の途中気仙沼の打ち上げられた大型船を今見ているとの事であった。
さて、今大会には滝川道院から、三浦拳士、鈴木拳士の二人が単独演武、砂川道院から早坂拳士、吉田拳士が組演武に出場した。
事前の出場名簿により、全国大会に選抜されるであろうと思われる拳士が私の予測どおりの結果であったように思われる。
三浦拳士は、1点違いで昨年に引き続き全国大会を逃したとお父さんから報告を受けた。
審判のほんの些細な判定で変わるだけに惜しいといえる。
しかし、どんな審判であろうがその判定を得るだけの稽古が必要であることを戒めとしなければならない。
例えば、上富良野の青木拳士の単独演武は中学3年であり、体ががっしりしていて豪快さが高い判断をされたといえる。大会以前から、青木道院長の道場はかなり、しっかりした稽古をしているから上位に入るだろうと私は、拳士に伝えておいた。
三浦拳士の演武は法形として、最も美しい形であったと、道場の枠を超えて認めるところである。
審判の目にそこが見出せなかったとしても致し方の無いことである。
演武は種々の要素があるからである。
単独演武の基本の諸法を理解しなければ判定し判断するのは困難を極める。
函館東道院の山崎先生からも、大会終了後に、いろいろな苦言についても、野坂理事長にも後で伝えておいた。
全国大会に選抜されるに当たって、各道院での稽古は大変熾烈を極めたことであろう。
石狩地区の活躍は、大会に出場する拳士の数からしても大変多く、切磋琢磨の日常であること、指導員の努力は実に敬意に値する。
「それだけに、出場する拳士はただ単に道場所属の枠を超えて、一拳士として正しく評価する審判の責任は非常に大きいといえる。」
その指導員から、池上先生に注意されたことを肝に銘じながら指導しましたと言われたこからして、彼らが普段の武専における稽古にその指導員が積極的に参加しているということであろう。
青木道院長には、子供さんの全国大会での構えなど、若干のアドバイスをした。
最優秀をとることが出来るかもしれないと!
今回の選抜にもれた拳士は、参加して得たことが多いのであるから、修行の一環として非常に有意義な一日であったといえる。
観客の父兄の皆さんが、ビデオカメラで撮影し、研究する状況がよく分かりました。
審判団も撮影されているという認識を忘れてはならない。
最後に佐藤審判長から、相談役の池上先生が心配されていたことは、余りにも受身の取れていない投げを多発していることは非常に危険であると講評の際に拳士に伝えてくれた。
女性の演武において、男子よりも一段と投げが或いは飛ぶことが激しかったようだ。
一昔前の、まあ言うなれば我々の若き頃のような激しい演武にかなり似ていたようだ。
最近、医学的見地から、激しい投げ技において受身の取れないようなことは避けるようにとの事が
、新井会長に何度と無く指摘されていることを忘れてはならない。
中学生に対して飛ぶような投げが完全に禁止されていないことが、要因であるのは否めない。
大会代表の拳士は、さらに精神技術を磨き、心豊かな参加をして楽しんで来てもらいたい。
そして来年に向けて再出発する拳士は兎に角日々の稽古稽古ただそれだけである。
最後に審判の皆さん誠にご苦労様でした。
千葉会長には大変お忙しい中ありがとうございました。深謝に絶えません。
合掌再拝 池上
合掌再拝
2011年6月18日土曜日
北海道少林寺拳法連盟理事長・野坂先生、北見道院長・宮末先生被災地へ!
合掌
17日午前8時46分野坂理事長に電話連絡したところ
17日の午前2時の函館発青森行きの青函フェリーで被災地に向かった。
現在トイレ休憩中で、岩手県盛岡市に向かっているとの事。
岩手の理事長に会うことになっているとの事。
まずは、理事長としての責務の一端を担うこととなり良かった。
宮末先生に替わってもらい、
「あなたが理事長と一緒に行ってくれたことは大変良かった。」
被災地二度目の宮末先生は行動のひと、範たるに相応しい指導者である。
野坂理事長の体調(前立腺?)に注意してやって欲しいと伝えた。
午後6時53分 再度、砂川道院の稽古の始まる前に野坂理事長に電話。
様子を尋ねた。
「八戸から南下し現在陸前高田市の少林寺拳法の基地にいる。基地には私たちいれて三人。」
「テレビの枠の画面を見るのとは全く違うだろう」と問うと、
「全くその通りです、途中瓦礫が撤去されているように見えるが、まだまだ。実際に見てよかった。」
宮末先生に替わってもらうと、「池上先生と連休に来たときと、陸前高田市は全くそのときと同じだ。本当に困った状況。どうにもならない。」
明日、ボランテイアセンターに行って様子を見てきたらいいと伝えた。
理事長としてではなく、一人の人間、日本人として現場を見ていろいろな考えさせられることであろう。
北海道の指導者としてのリーダーシップを発揮するためにも、被災地に立って自分の目で確かめることが必要なことだとつくづく思うところだ。
総会で私が強く主張したことはそれとして、理事長が現場を知ったことがまた北海道少林寺拳法連盟のなすべきことが見えてくることになるのではないか。
武専の活動等も、被災地との絆を構築すること等も考えられる。
今回は、理事長の、プリウスで行ったとのことで、宮末先生の談、「スイスイ一般道路を運転できたとの事。」道路状況がかなり良くはなっていることが分かる。
今日は砂川道院の稽古日、上砂川町から可愛い元気な女の子が、お母さんおばあちゃんと見学に来ました。 かなり素質のある女の子です。
入門することになり、手続きをパソコンで行いました。
23時までに、パソコンで入門手続き処理が終わりました。
機構改革による手続きも正しく操作できれば早いということが証明されました。
携帯電話パソコンの操作に習熟していればできます。しかし、道院長の代行手続きが多くなることもはっきりしています。
入門者にはそうした面倒は関係がないわけで、純粋に少林寺拳法の稽古にまずは入りたいというのが動機になるわけです。
拳士の皆さんには、仲間を増やすことに力を貸してください。
それが金剛禅運動、幸福運動なのですから!
合掌再拝池上
17日午前8時46分野坂理事長に電話連絡したところ
17日の午前2時の函館発青森行きの青函フェリーで被災地に向かった。
現在トイレ休憩中で、岩手県盛岡市に向かっているとの事。
岩手の理事長に会うことになっているとの事。
まずは、理事長としての責務の一端を担うこととなり良かった。
宮末先生に替わってもらい、
「あなたが理事長と一緒に行ってくれたことは大変良かった。」
被災地二度目の宮末先生は行動のひと、範たるに相応しい指導者である。
野坂理事長の体調(前立腺?)に注意してやって欲しいと伝えた。
午後6時53分 再度、砂川道院の稽古の始まる前に野坂理事長に電話。
様子を尋ねた。
「八戸から南下し現在陸前高田市の少林寺拳法の基地にいる。基地には私たちいれて三人。」
「テレビの枠の画面を見るのとは全く違うだろう」と問うと、
「全くその通りです、途中瓦礫が撤去されているように見えるが、まだまだ。実際に見てよかった。」
宮末先生に替わってもらうと、「池上先生と連休に来たときと、陸前高田市は全くそのときと同じだ。本当に困った状況。どうにもならない。」
明日、ボランテイアセンターに行って様子を見てきたらいいと伝えた。
理事長としてではなく、一人の人間、日本人として現場を見ていろいろな考えさせられることであろう。
北海道の指導者としてのリーダーシップを発揮するためにも、被災地に立って自分の目で確かめることが必要なことだとつくづく思うところだ。
総会で私が強く主張したことはそれとして、理事長が現場を知ったことがまた北海道少林寺拳法連盟のなすべきことが見えてくることになるのではないか。
武専の活動等も、被災地との絆を構築すること等も考えられる。
今回は、理事長の、プリウスで行ったとのことで、宮末先生の談、「スイスイ一般道路を運転できたとの事。」道路状況がかなり良くはなっていることが分かる。
今日は砂川道院の稽古日、上砂川町から可愛い元気な女の子が、お母さんおばあちゃんと見学に来ました。 かなり素質のある女の子です。
入門することになり、手続きをパソコンで行いました。
23時までに、パソコンで入門手続き処理が終わりました。
機構改革による手続きも正しく操作できれば早いということが証明されました。
携帯電話パソコンの操作に習熟していればできます。しかし、道院長の代行手続きが多くなることもはっきりしています。
入門者にはそうした面倒は関係がないわけで、純粋に少林寺拳法の稽古にまずは入りたいというのが動機になるわけです。
拳士の皆さんには、仲間を増やすことに力を貸してください。
それが金剛禅運動、幸福運動なのですから!
合掌再拝池上
2011年6月14日火曜日
信徒香資並びに滝川道院砂川道院の連絡等について
合掌
今後、私からの連絡については、ブログの中で行いますのでそちらから私に関する情報を得てください。
信徒香資等の手続きにおいて、自分で出来なくて、家族に依頼する方もいるでしょうが、家族の方もそんな面倒くさいものならもうやめてしまったら等となっては何もならなくなります。
もし、手続き上自分で出来ない場合は私に連絡してください。
パソコン処理については代行等指導します。
依頼を受けている拳士家族の人については問題なく処理できています。
慣れない携帯、パソコン処理等についてはできなくて当然ですので気にしないようにしてください。
あらゆるパソコン携帯からの処理に関して、入り口が多すぎて理解し難いことは良く分かります。
こうした処理の面倒くささから少林寺拳法から去ってしまうことは、指導者として慙愧に堪えません。
6月の信徒香資の手続きは、今週から北海道が開始されています。
分からない人は私の方に遠慮なくお知らせください。
合掌再拝
今後、私からの連絡については、ブログの中で行いますのでそちらから私に関する情報を得てください。
信徒香資等の手続きにおいて、自分で出来なくて、家族に依頼する方もいるでしょうが、家族の方もそんな面倒くさいものならもうやめてしまったら等となっては何もならなくなります。
もし、手続き上自分で出来ない場合は私に連絡してください。
パソコン処理については代行等指導します。
依頼を受けている拳士家族の人については問題なく処理できています。
慣れない携帯、パソコン処理等についてはできなくて当然ですので気にしないようにしてください。
あらゆるパソコン携帯からの処理に関して、入り口が多すぎて理解し難いことは良く分かります。
こうした処理の面倒くささから少林寺拳法から去ってしまうことは、指導者として慙愧に堪えません。
6月の信徒香資の手続きは、今週から北海道が開始されています。
分からない人は私の方に遠慮なくお知らせください。
合掌再拝
2011年6月13日月曜日
北海道武道専門コース6月 北海道連盟被災地へ
合掌
6月12日(日曜日)秋田工業高校遠田先生が本部より派遣され2011年度の武専コースの入学式が開催された。
予科、本科合計確か19名であったか?
松林拳士も本科に入学、いよいよ少林寺への道!
旭川南高校にも努力により同好会が正式発足、正式クラブの設立も近いことだろう。
私は、新年度から正式になった武専研究院を指導。
ここでのカリキュラムは、前校長の山﨑先生の長年の研究成果を取り入れたものの指導。
ここでは詳細を述べることはできないが、吸収する力を中心に研究をした。
私なりに、輪ゴムの論理を示しながら、力を如何に扱うかを実際に示しながら指導。
この日、担当を外れていた、大山、成田T 先生にも得意分野を一緒に指導してもらった。
参加した学生は、今年度から授業料を払っての特別な科にあって、将来のさらに上を目指した指導をできる分野の世界を目指しての稽古であった。
私も、7月には千葉武専の指導に行くために、その稽古としても充実の一日であった。
また、道東補講の26日は、野坂先生の担当であったが、評議委員会の関係で本部出張、がために、私が釧路へ行くことになりました。先月に続いての道東。
昨日のBSで、久しぶりに嵩山少林寺の映像をみた。日本のタレントが子供の頃、あこがれた映画少林寺の思い出でと共に少林寺を訪問し短期の修行というもの。
私が、1978年に始めて訪問その後の中国室としての訪問等、当時の徳禅和尚の側近?が今の少林寺の総責任者当時の写真に写っている。
映像としては懐かしいものであるが、今や観光客で溢れかえる1978年では考えられない現状。
世界遺産を目指しているようだが禅の発祥の地からしてそれはのぞましいが果たしてどうなるのか。
私の息子二人も中国の大学を卒業し、長男は鄭州大学の中国人本科、記念すべき日本人卒業生一期。少林寺拳法とは関係なく入学卒業した。川島先生の門下生とは、鄭州の寮で縁があったようだ。
国際関係がギクシャクする中で、「中国の動向を常に注視していかなければ」とういう開祖の言われたことが常に頭に浮かぶ。
さて、武専の合間に連盟の常任理事会が行われ、相談役の私にも被災地に関わるアドバイスをもらいたいということで出席した。
野坂理事長が、6月17日から20日まで被災地を訪問するということであった。
私のアドバイスとしては、八戸から岩手、宮城と一般国道を南下し、被災地を実際に目に焼き付けてくるように伝えた。テレビの四角い枠を見るのと、実際の被災を見るのは全く違う、考え方が変わることを伝えた。連盟として正式に訪問するのは、震災から3ヶ月という遅きに失したが、それでも今から出来る継続した絆は築くことはできるはず。
漸く行くことになり、これはこれで実に良かった。理事長としての信頼は取り戻すことが出来るのではないか。
開祖の、まず行動だ。前進だ。仲間のために。 使命感を凝縮した行動とは何かを一人ひとりが自分問いかけようではないか。
19日は中学生大会が開催されるが、担当者に任せての被災地訪問。
斉藤専務理事も、空路被災地に行きますと私に報告がありました。その際、必ず、千葉会長に今回の訪問予定を知らせるように伝えた。
私が連休中に訪問の際、千葉会長が一緒に行くというのを私が留めた経緯があるがため、理事長が正式に行くのであれば執行部としてお伝えしなさいと専務理事に伝えた。
将来を背負ってたつ人間が今回のような大災害時に、被災地に一度も足を踏み入れない等考えられないことだと強くアドバイスした。
総会で私が強く主張した被災地との心の絆が、これで漸く築かれ東北北海道の絆が強固になるのではないか。
既に、北海道連盟から100万を岩手、宮城、福島のそれぞれの連盟に30万、少林寺基地に10万を送金したとの事が報告された。
200万をさらに送金することになっている。
一応、宿泊については陸前高田の基地がいいのではないかとアドバイスした。
さて、15日16日、北電の警護(熊から)に行く予定です。熊を撃ちに行くのではなく、熊から北海道電力の高圧線の目視観察の同行。勿論笹薮なりかなり危険な同行。もちろんライフル銃を所持して行きます。稽古には影響のない時間帯です。
滝川道院・砂川道院の信徒香資の振込み手続きが6月から開始されましたが、分からない場合私の方に連絡して下さい。
合掌再拝 池上
6月12日(日曜日)秋田工業高校遠田先生が本部より派遣され2011年度の武専コースの入学式が開催された。
予科、本科合計確か19名であったか?
松林拳士も本科に入学、いよいよ少林寺への道!
旭川南高校にも努力により同好会が正式発足、正式クラブの設立も近いことだろう。
私は、新年度から正式になった武専研究院を指導。
ここでのカリキュラムは、前校長の山﨑先生の長年の研究成果を取り入れたものの指導。
ここでは詳細を述べることはできないが、吸収する力を中心に研究をした。
私なりに、輪ゴムの論理を示しながら、力を如何に扱うかを実際に示しながら指導。
この日、担当を外れていた、大山、成田T 先生にも得意分野を一緒に指導してもらった。
参加した学生は、今年度から授業料を払っての特別な科にあって、将来のさらに上を目指した指導をできる分野の世界を目指しての稽古であった。
私も、7月には千葉武専の指導に行くために、その稽古としても充実の一日であった。
また、道東補講の26日は、野坂先生の担当であったが、評議委員会の関係で本部出張、がために、私が釧路へ行くことになりました。先月に続いての道東。
昨日のBSで、久しぶりに嵩山少林寺の映像をみた。日本のタレントが子供の頃、あこがれた映画少林寺の思い出でと共に少林寺を訪問し短期の修行というもの。
私が、1978年に始めて訪問その後の中国室としての訪問等、当時の徳禅和尚の側近?が今の少林寺の総責任者当時の写真に写っている。
映像としては懐かしいものであるが、今や観光客で溢れかえる1978年では考えられない現状。
世界遺産を目指しているようだが禅の発祥の地からしてそれはのぞましいが果たしてどうなるのか。
私の息子二人も中国の大学を卒業し、長男は鄭州大学の中国人本科、記念すべき日本人卒業生一期。少林寺拳法とは関係なく入学卒業した。川島先生の門下生とは、鄭州の寮で縁があったようだ。
国際関係がギクシャクする中で、「中国の動向を常に注視していかなければ」とういう開祖の言われたことが常に頭に浮かぶ。
さて、武専の合間に連盟の常任理事会が行われ、相談役の私にも被災地に関わるアドバイスをもらいたいということで出席した。
野坂理事長が、6月17日から20日まで被災地を訪問するということであった。
私のアドバイスとしては、八戸から岩手、宮城と一般国道を南下し、被災地を実際に目に焼き付けてくるように伝えた。テレビの四角い枠を見るのと、実際の被災を見るのは全く違う、考え方が変わることを伝えた。連盟として正式に訪問するのは、震災から3ヶ月という遅きに失したが、それでも今から出来る継続した絆は築くことはできるはず。
漸く行くことになり、これはこれで実に良かった。理事長としての信頼は取り戻すことが出来るのではないか。
開祖の、まず行動だ。前進だ。仲間のために。 使命感を凝縮した行動とは何かを一人ひとりが自分問いかけようではないか。
19日は中学生大会が開催されるが、担当者に任せての被災地訪問。
斉藤専務理事も、空路被災地に行きますと私に報告がありました。その際、必ず、千葉会長に今回の訪問予定を知らせるように伝えた。
私が連休中に訪問の際、千葉会長が一緒に行くというのを私が留めた経緯があるがため、理事長が正式に行くのであれば執行部としてお伝えしなさいと専務理事に伝えた。
将来を背負ってたつ人間が今回のような大災害時に、被災地に一度も足を踏み入れない等考えられないことだと強くアドバイスした。
総会で私が強く主張した被災地との心の絆が、これで漸く築かれ東北北海道の絆が強固になるのではないか。
既に、北海道連盟から100万を岩手、宮城、福島のそれぞれの連盟に30万、少林寺基地に10万を送金したとの事が報告された。
200万をさらに送金することになっている。
一応、宿泊については陸前高田の基地がいいのではないかとアドバイスした。
さて、15日16日、北電の警護(熊から)に行く予定です。熊を撃ちに行くのではなく、熊から北海道電力の高圧線の目視観察の同行。勿論笹薮なりかなり危険な同行。もちろんライフル銃を所持して行きます。稽古には影響のない時間帯です。
滝川道院・砂川道院の信徒香資の振込み手続きが6月から開始されましたが、分からない場合私の方に連絡して下さい。
合掌再拝 池上
2011年6月6日月曜日
北海道高校大会
合掌
北海道高校大会がこの4日5日、岩見沢東高校において開催された。
年々関係教員の努力で活気を呈しているようだ。
岩見沢東の美術の教員小林拳士(北海道武専で指導した経験がある。)がわざわざ私の自宅までパンフレットを直接届けていただきました。
私が空知ブロック長であることから届けてくれたとのこと。
小林先生は日本酒の愛好者とのこと、この時知りました。
さて、砂川高校の小林拳士(滝川道院所属)が初段で単独演武に出場した。
畑教員(砂川道院所属)が状況を逐一報告してくれた。
小林拳士単独演武予選Aコートで2位。
日曜日決勝にて、A、Bコートから予選通過した中で6位入賞。
最優秀は、昨年中学生大会において、三浦広大拳士が最優秀をとった時に出場した拳士だとのこと。
その時には、彼は予選落ちしたが、高校の最初の大会で見事に最優秀を得たわけだから、努力が実を結んだのだろう。
報告によると、スピードがあり、その速さに多くの得点が入ったのではないかとのこと。私は見ていないのだが、いずれにしても、どんな審判であろうと、その審判員が納得するだけの演武であったのだろう。
小林拳士も大いに努力したであろうし、二段が多い中での6位入賞は良かったのではないか。
砂川道院の拳士は、昇格においてただ受験資格の時間が来たから受験するという拳士は少ない。十分、稽古した後に受験し、それだけに過去誰一人受験に失敗した拳士はいない。
小林拳士は、小学校のときに最優秀賞を得た等の経験は無駄にはなっていない。そのときには、審判団に最優秀の判断をしてもらえた。
演武というものは非常に難しいものだ。
特に単独演武は、審判講習でも指導しているつもりだが、上段突き一つにしても、どのような角度、速度、間合い等で行うのかが問われる。こうした見極めの判断が非常に難しい。審判するものにとって、高度な知識を求められるだけに、その責任は重い。
指導者が、天地拳の単独演武を実際にこなして、十分に理論的構築をなされているかが大事である。
戦えない少林寺拳法の技法に陥って来ている最近の傾向は由々しき事態である。
戦える技術は、ただ単に速度だけで推し量れないだけに困難を極める。
しかし、演武は見ているものに錯覚を与えようが、うまいなと思わせたら審判の判断が上がるのは致し方ないのかも知れない。
それでいいとは言えないのは当然だが、実戦において耐えうるだけの技量はすぐには身につかないのかもしれない。
稽古稽古あるのみ。法形のみならず、日々の稽古で乱捕りの稽古を決してはずしてはならない。
指導者の道院長は、年齢に関わらず、護身の技術を持ってして他を納得させることが出来る少林寺拳法を表現してもらいたいものだ。
少林寺拳法の凄さを知らず、日々のんべんだらりでは何ら役にはたたない。
もっともっと、他の素晴らしい指導者の技術を身につけるべく、努力をしなければならないのではないか。
先生先生と呼ばれるうちに、努力を怠る精神構造になってしまわないように、気をつけることが、大事大事!
他人は口には出さない。
心で見られていることを忘れてはならない。
指導者が努力することから真っ先に逃げてしまわないように、あらゆることに挑戦する以外にないのである。
砂川高校に、砂川道院、滝川道院から入学する拳士が続けば、砂川高校にも正式に少林寺拳法部が出来るだろう。
滝川高校、砂川高校と、そして、滝川西高校(一時期少林寺拳法部があった。)にも少林寺拳法部ができれば、基盤が強固になるであろう。
学業と少林寺拳法の活動が相俟って人づくりの絆が強くなるであろう。
高校卒業後は、北大、札幌学院大学、北翔大学の少林寺拳法部に入部する流れができれば、いい人生を構築できるものと信じているところです。
松林拳士からも、旭川南高校にも現在8名ほどの少林寺拳法をやる学生がいるようで、高(たか)教員と協力して、また一つクラブができれば幸いだ。
彼等なら、技術的にも意欲も心配ないであろう。
日本中の拳士が、中学・高校生に対して少林寺拳法の素晴らしさを説き指導するように心から期待するものです。
今日、7月の2日3日の千葉武専への出張のための航空券を頼んだ。
2日土曜日の稽古を終了してから、夕方の便で羽田に向かうので、土曜日の稽古はいつもの通りです。
稽古には、いつでも万難を排して参加してください。
私も頑張っています!
日々の鎮魂行は、道院だけではなく、自宅において毎朝行ってください。
合掌 池上
北海道高校大会がこの4日5日、岩見沢東高校において開催された。
年々関係教員の努力で活気を呈しているようだ。
岩見沢東の美術の教員小林拳士(北海道武専で指導した経験がある。)がわざわざ私の自宅までパンフレットを直接届けていただきました。
私が空知ブロック長であることから届けてくれたとのこと。
小林先生は日本酒の愛好者とのこと、この時知りました。
さて、砂川高校の小林拳士(滝川道院所属)が初段で単独演武に出場した。
畑教員(砂川道院所属)が状況を逐一報告してくれた。
小林拳士単独演武予選Aコートで2位。
日曜日決勝にて、A、Bコートから予選通過した中で6位入賞。
最優秀は、昨年中学生大会において、三浦広大拳士が最優秀をとった時に出場した拳士だとのこと。
その時には、彼は予選落ちしたが、高校の最初の大会で見事に最優秀を得たわけだから、努力が実を結んだのだろう。
報告によると、スピードがあり、その速さに多くの得点が入ったのではないかとのこと。私は見ていないのだが、いずれにしても、どんな審判であろうと、その審判員が納得するだけの演武であったのだろう。
小林拳士も大いに努力したであろうし、二段が多い中での6位入賞は良かったのではないか。
砂川道院の拳士は、昇格においてただ受験資格の時間が来たから受験するという拳士は少ない。十分、稽古した後に受験し、それだけに過去誰一人受験に失敗した拳士はいない。
小林拳士は、小学校のときに最優秀賞を得た等の経験は無駄にはなっていない。そのときには、審判団に最優秀の判断をしてもらえた。
演武というものは非常に難しいものだ。
特に単独演武は、審判講習でも指導しているつもりだが、上段突き一つにしても、どのような角度、速度、間合い等で行うのかが問われる。こうした見極めの判断が非常に難しい。審判するものにとって、高度な知識を求められるだけに、その責任は重い。
指導者が、天地拳の単独演武を実際にこなして、十分に理論的構築をなされているかが大事である。
戦えない少林寺拳法の技法に陥って来ている最近の傾向は由々しき事態である。
戦える技術は、ただ単に速度だけで推し量れないだけに困難を極める。
しかし、演武は見ているものに錯覚を与えようが、うまいなと思わせたら審判の判断が上がるのは致し方ないのかも知れない。
それでいいとは言えないのは当然だが、実戦において耐えうるだけの技量はすぐには身につかないのかもしれない。
稽古稽古あるのみ。法形のみならず、日々の稽古で乱捕りの稽古を決してはずしてはならない。
指導者の道院長は、年齢に関わらず、護身の技術を持ってして他を納得させることが出来る少林寺拳法を表現してもらいたいものだ。
少林寺拳法の凄さを知らず、日々のんべんだらりでは何ら役にはたたない。
もっともっと、他の素晴らしい指導者の技術を身につけるべく、努力をしなければならないのではないか。
先生先生と呼ばれるうちに、努力を怠る精神構造になってしまわないように、気をつけることが、大事大事!
他人は口には出さない。
心で見られていることを忘れてはならない。
指導者が努力することから真っ先に逃げてしまわないように、あらゆることに挑戦する以外にないのである。
砂川高校に、砂川道院、滝川道院から入学する拳士が続けば、砂川高校にも正式に少林寺拳法部が出来るだろう。
滝川高校、砂川高校と、そして、滝川西高校(一時期少林寺拳法部があった。)にも少林寺拳法部ができれば、基盤が強固になるであろう。
学業と少林寺拳法の活動が相俟って人づくりの絆が強くなるであろう。
高校卒業後は、北大、札幌学院大学、北翔大学の少林寺拳法部に入部する流れができれば、いい人生を構築できるものと信じているところです。
松林拳士からも、旭川南高校にも現在8名ほどの少林寺拳法をやる学生がいるようで、高(たか)教員と協力して、また一つクラブができれば幸いだ。
彼等なら、技術的にも意欲も心配ないであろう。
日本中の拳士が、中学・高校生に対して少林寺拳法の素晴らしさを説き指導するように心から期待するものです。
今日、7月の2日3日の千葉武専への出張のための航空券を頼んだ。
2日土曜日の稽古を終了してから、夕方の便で羽田に向かうので、土曜日の稽古はいつもの通りです。
稽古には、いつでも万難を排して参加してください。
私も頑張っています!
日々の鎮魂行は、道院だけではなく、自宅において毎朝行ってください。
合掌 池上
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