合掌
森副道院長自衛隊の日本の代表としてアメリカテキサス州へ旅立った。
19日森副道院長からメールがありました。
「いよいよ滝川の自衛隊も岩手に派遣されることになりました。一緒に行けないのが残念です。」
電話したところ、
「今成田空港です。15時半に出発します。被災地にいけないことが残念です、しかし、アメリカで立派に任務を果たしてきます。」
私も、「いや君の代わりに私が被災地に行ってくる。余り役に立たないかもしれんが、出来る限りやってくるつもりだ。」と会話。
今回の被災地に行くことは、道場で拳士諸君に話したとおり、私にとっても人生終盤のご奉公だと思っています。
少林寺拳法の修行者として鎮魂行で毎朝唱和しているように、「人のためにということは言葉では簡単に発してはいるが、いざというときは人生にはそう何度もあることではありません。
助けの必要なときに動かず、身の安全を十分確保してからおもむろに行くなぞ、そんな人間は誰からも頼りにはされはしません。
森拳士の言うように、「命を使って行動するミッション」つまり真の使命感をもってして行動することこそ「真の行動」である。
今まで、どんな使命感をもって行動したと言えるのであろうか!
何か、今まで社会に貢献したことはあるのか自省しなければならない。
見て見ぬを振りをすることを最も恥ずべき行為と開祖は指摘をされ、我々は共鳴してこの道を選んだ。
真のリーダーとはそうした生命の尊さを救う強い意志をもって行動すべきものであろう。
若者よ!
開祖が、「半ばは自己の幸せを、半ばは他人の幸せを」と説かれたことをしっかり自分の行動に照らし合わせて社会に貢献する行動を起こそうではないか!
使命感に優るものはない!
森拳士の一年の任務は、日本人としての誇りをもって初期の目的を達するものと思います。
砂川正和商店会からも被災地に対して山内隆志商店会会長の配慮で援助を頂くことになっています。
山内会長は元拳士、彼の四人の子供たち、元気、逸猛、すなほ、楽 皆少林寺の拳士。
特に元気、逸猛は北海道工業大学の少林寺拳法部で活躍。
また、三井生命保険の北村さんからも物資の援助を頂きました。
この場をお借りしてお礼を申し上げたいと思います。
拳士諸君にお二人の関係者がいましたら、お礼を申し述べてください。
さて、21日ローランド君が正式な入門の手続きをしました。
炉嵐努と日本名を私が名づけました。
奇遇で彼は、森拳士が赴任するテキサス州の出身です。
アメリカンフットボールの選手であったことはあの体を見たらお分かりのこと、その彼が少林寺拳法を選択したのですから、いかに少林寺拳法の精神が彼を魅了したのかが理解できるでしょう。
連休は稽古は休みになりますが、それぞれ自己修練として修行に励んでください。
それぞれの人生です、自己を見つめ直すいい機会でもあります。
そう長くはない人生、生きていることを噛み締めしっかり生きて行きましょう。
合掌 使命感!魅力のないことは無力なり、絆をもって人間を愛そう
池上治男
0 件のコメント:
コメントを投稿