1月も丁度半ばになり、正月気分も抜け、いつもどおりの生活が戻ったことと思います。
北海道は1月になり太陽の位置も少しずつ高くなって来ています。
オリオン座の輝きもさらに増し、寒さも本格的。
1月から2月が最も冷たい季節です。
流氷もオホーツクに現れ北海道が冷凍庫と化します。
道産子はこの寒さを否が応でも耐える事になります。
北の動物たちにとっても試練の季節なのです。
食べるものをどうにかして確保することだけに命懸けなのです。
食べるものを見つけることができなければ死を迎える毎日を過酷に生きているのです。
晴見道場に現れるキタキツネもそんな北の動物です。
人間の優しさにすがるその哀れさは、生きる術(すべ)と言えるのかもしれません。
キタキツネと言えば、倉本聰作品、「北の国から」の蛍が呼ぶ 「るーるる、るーるる」 とういう声が耳に残っているのではないでしょうか。
倉本聰先生は、昭和58年12月25日、晴見道場を訪問された事は以前にも紹介しました。
道外の皆さんは、キタキツネを北の国からで知った人が多いのではないでしょうか。
北海道にあっては、農家の人にとっては有害獣として忌み嫌われています。アライグマが増えた事でキタキツネが減少しているとも言われています。エキノコックスですっかりキタキツネは悪者と見なされてしまいました。
キタキツネが晴見道場を訪問しました。ちょうど学科の火曜日午後6時45分頃から30分程。
今回、その映像をご紹介します。映像は少し暗いので見にくいかも知れません。
合掌再拝 池上治男
0 件のコメント:
コメントを投稿