太鼓 帯広南道院長 田森先生
池上による基本指導 鉤手各種
一本背投 稽古
攻者:北見道院 宮末道院長
守者:松林豪拳士 旭川から参坐
上受投を松林拳士を相手に披露する宮末道院長
1 札幌から参坐 右:石狩花川道院 福田拳士
左:帯広南道院 世羅拳士
当日武專の成果演武披露
全国大会に出場予定
2 左:札幌あかしや道院 川渕拳士 右:帯広南道院佐藤拳士
守者本部派遣教師 池上道院長、
攻者:石狩花川道院 福田拳士、帯広南道院 、世羅拳士
二人掛 逆小手 巻小手応用
合掌
2012年9月23日 北見武專である。鎮魂行は実に素晴らしいものであった。田森道院長の桜の木の手作りの打ち棒による素晴らしい太鼓で始まった。
札幌から二人の拳士が参坐
阿達先生の門下生の川渕拳士、石狩花川の福田拳士が遠くから北見の地に駆けつけてくれた。
心からその行動に敬意と感謝を申し上げるものである。二人には道東の拳士の大変さを体験して頂いたものと思う。 拳士とはこうした行動ができなければいけないのである。
口ではいつも格好のいい事をいうが、いざとなったら何もしないでは拳士とは言えないであろう。
身銭を切ることの勇気は何物にもかえがたい。
それだけに派遣教師に与えられた責務は大きい。遠くから参坐した甲斐があったといった思いを持って帰路に着いてもらわなければならないのである。砂川からおよそ4時間半220キロ。
途中、旭川で松林拳士を拾ってに22日土曜日に北見セントラルホテルに向った。
層雲境の滝を見て、鹿に遭遇し秋の始まりの国道をひた走った。
武專当日、会場である北見の体育センターに向った。 ここは以前、北海道大会を開催し記念植樹をしたところである。
いつも道東の武專に協力いただいている先生方に再会するのが楽しみである。
講義
調和の思想 剛柔一体
技術の動きの内に剛柔一体が見出されるか、社会生活の内に剛柔一体が見出されるや否や!
技術指導
乱捕りに自信を持つ勇気
基本から厳しく詳細に説明をし、当身の意義、圧法の意義等について理解を得るよう指導。
闘えないような脆弱な精神ではない、闘わなくともいざとなったとき対応できるために、多くの時間を乱捕りに費やした。
参坐したもの全員総当りである。終日同じ拳士同士の稽古ではなく常に相手を替える本来の組手主体を旨とした。
汗のかかなかった参坐拳士は一人もいなかったはずである。
道東武專の存在意義は、後年にその歴史を高く評価されることを参坐拳士全員に私は心から伝えた。日本最北端の武專である。彼等は経済的にも肉体的にも大変過酷な状況で黙々とその活動を継続していただいている。
北海道連盟の最高表彰をするならば彼等こそ相応しいと言える!
今回の映像は、松林豪拳士に負うところ大である。世界中でこれらの映像が見られている事を松林拳士から聞いた。地球の裏側でもチェックしているようである。裏投など世界中で4千人程が見ているようである。
10月7日は東野幌体育館
10月21日青森武專(十和田市志道館)
10月28日は帯広武專である。(帯広コミセン)
せめて北海道連盟執行部の道院長は道東の武專に参坐してもらいたいものである。
道東武專を何とか活性させることこそ、連盟の行動基盤あることを再認識すべきであろう。
バリュウアップの研修は講師が来なかったために行われず、その時間を法形技術指導を行った。
参坐拳士にとっては技術研修の時間が増えたことでかえって良かったようである。
北海道内はもとより、北海道他地域の武專拳士諸兄姉弟妹 どうか一度でいいから道東武專に参坐してもらいたい。
合掌再拝 池上治男
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