合掌片手投
左 三沢基地の外国人拳士
合掌片手投
左62歳、右 唐牛拳士受身がうまい
合掌片手投
合掌
2012年10月21日、青森武專に出張した。
久し振りの青森武專である。
20日には三沢の石井先生にお会いし大変お世話になりました。
また、石井先生の門下生の松村拳士には武專教務として種々ご苦労頂いた。
青森武專の指導においては、調和、組手主体についての講義を行った。
次のような感想文を受け取った。
高等科1年
組手主体は人と人との協力でお互いの技術の向上につながるということで、信頼関係の構築につながっていくのだという事を学べたと思う。
諸手片手投のポイントや投げる方向など沢山指導していただいた。
予科2年
いざという時に正確な技ができる様にする為、組手主体で技の効果を確認しながら修練する事が
その上で相手の立場になり、問題点を解決しあう事で信頼関係を得る事が調和の思想につながるのです。
柔法の技の掛けは必ず動きの流れの中で行うこと事の重要性を説かれました。
久し振りの十和田での武專も運営の段取りの良い運営で楽しく修練できました。ありがとうございました。
他の感想文においても乱捕りの楽しさを感じて頂いた様である。
巻込小手、巻小手の原点について参坐拳士と研究したことは、参坐拳士の意欲に繋がったものと思うのだが!
三沢基地のアメリカ人に、十字小手を指導したが、かなり激痛を感じたようだ。
久し振りに英語で指導したのだが、「先生は英語が上手ですね!」と言われた。
お世辞は上手な拳士であることに違いない。
裏固めもずいぶん痛かったようだ。
当初、合気道に興味を示していたそうであるが、私は少林寺拳法があなたに最も相応しい護身術であると話したところ、自分も今はそう思うと返事があったのが実に嬉しかった。
彼のようなパワー溢れる拳士がいると、武專は楽しいものである。
中学 高校 大学の拳士にも武專に体験として参坐することを提案した。
松村拳士から最後にそれについ参坐学生に伝えられた。
青森武專の皆さんと汗を流すことができた、実に有意義な一日であった。
合掌再拝 池上