2012年10月22日月曜日

2012年10月21日 青森武專



 
合掌片手投


 
左 三沢基地の外国人拳士

 
合掌片手投


 
 左62歳、右 唐牛拳士受身がうまい

 
合掌片手投



合掌

2012年10月21日、青森武專に出張した。
久し振りの青森武專である。
20日には三沢の石井先生にお会いし大変お世話になりました。
また、石井先生の門下生の松村拳士には武專教務として種々ご苦労頂いた。

青森武專の指導においては、調和、組手主体についての講義を行った。
次のような感想文を受け取った。

高等科1年

組手主体は人と人との協力でお互いの技術の向上につながるということで、信頼関係の構築につながっていくのだという事を学べたと思う。

諸手片手投のポイントや投げる方向など沢山指導していただいた。

予科2年
いざという時に正確な技ができる様にする為、組手主体で技の効果を確認しながら修練する事が
その上で相手の立場になり、問題点を解決しあう事で信頼関係を得る事が調和の思想につながるのです。

柔法の技の掛けは必ず動きの流れの中で行うこと事の重要性を説かれました。
久し振りの十和田での武專も運営の段取りの良い運営で楽しく修練できました。ありがとうございました。

他の感想文においても乱捕りの楽しさを感じて頂いた様である。

巻込小手、巻小手の原点について参坐拳士と研究したことは、参坐拳士の意欲に繋がったものと思うのだが!

三沢基地のアメリカ人に、十字小手を指導したが、かなり激痛を感じたようだ。
久し振りに英語で指導したのだが、「先生は英語が上手ですね!」と言われた。
お世辞は上手な拳士であることに違いない。
裏固めもずいぶん痛かったようだ。
当初、合気道に興味を示していたそうであるが、私は少林寺拳法があなたに最も相応しい護身術であると話したところ、自分も今はそう思うと返事があったのが実に嬉しかった。
彼のようなパワー溢れる拳士がいると、武專は楽しいものである。

中学 高校 大学の拳士にも武專に体験として参坐することを提案した。
松村拳士から最後にそれについ参坐学生に伝えられた。

青森武專の皆さんと汗を流すことができた、実に有意義な一日であった。

合掌再拝 池上

2012年10月15日月曜日

2012年11月4日 昇格試験手続き 滝川道院砂川道院拳士へ確認

合掌

2012年11月4日(日曜日) 東野幌体育館 08:30開館 09:00集合 09:20分鎮魂行
                          10:00 技術審査開始 午後 学科 
                          15:30 合格者発表

滝川道院 砂川道院申し込み締め切りました。
砂川道院の拳士受験申し込み済み 。
(今回受験者の宿題その他書類は提出済み )
諸費用 北海道連盟納入分 初段 運営費バッジ代  3300円
                  二段 運営費バッジ代  3400円
                  三段 運営費バッジ代  3500円
             振込先 口座番号 郵便局 02750ー7-9355
             加入者 北海道少林寺拳法連盟 昇格係
             受験日2週間前までに納入の事

当日の防具等 フェイスガード以外のもの貸し借り禁止です。
胴は当日自分専用のものを持参の事
拳法着 胴 帯 そうえんのマーク刺繍のもの以外では受験できません。

合掌再拝 

2012年10月11日木曜日

秋の季節、人里に現れる羆 2012 10月10日砂川クラブの稽古

合掌

2012年10月9日午前9時17分上砂川町の羆対策本部から私の携帯に電話があった。3日前から東鶉の人家に頻繁に羆が来ているとの電話であった。砂川の猟友会の事務局長に電話をしても電話に出ないとのことで、思い余り私に出動要請があった。
上砂川町の猟友会員は2名だけであり、事何かあったのでは対応できないために砂川猟友会に救援を依頼されていたのである。その一人が私。
今まさに熊が歩いているとのことだったので、すぐ駆けつけたのである。
自宅から10分もしないうちに現場に到着したところ、砂川警察署の警察官、上砂川町職員が山のほうを見て羆の行方を捜しているところであった。警察官から状況を聴き私も捜索を始めた。羆は3日ほど前から現れ、山の麓のコンポストをそのまま持ち去り、またジンギスカンをした後の残りも持ち去ったとのことであった。

砂川の猟友会のベテランの藤井録郎事務局長が到着し、追い払うための花火を仕掛けに山道を20メートルほど行ったので、私もその後を追った。すぐ追ったのは、銃を持たずに一人では非常に危険だからである。
山道の途中、羆がマーキングしたと思われる跡、羆のとうもろこしの混じった糞を発見したのである。マーキングとは、木の枝を粉々に砕くような行動である。羆の匂いと、柔らかい糞が生々しく残されていたのである。山道には、団栗や栗がたくさん落ちていたのである。この場所はその羆にとって実に快適な縄張りであったようだ。知床の番屋の母子羆のように人と共生していると思えば羆も人を襲う事は無いのだが、そこに生活している人々にとってはそんな事が考えられない事であろう。

羆の夏は最も餌の少ない季節である
春のさくらんぼを食べに来ていた熊たちは、今まさに秋の豊穣の季節を迎えるのである。
親離れした羆の子供たちはついつい人里に出て来て、人の残した食べ物をおいしい自分のものとして確保することとなるのである。
朝早く散歩する人たちと遭遇して、人間界は大騒ぎとなるのが実態である。

狩猟をする人たちの多くは、羆を殺すことを良しとしないと私は感じているのだが、一般のひとたちは狩猟をするひと誰でもが、何でも撃ちたがると誤解しているようだ。
有害駆除は、ボランテイア活動であり、猟友会会員の義務ではないことを知ってもらいたいものである。

花火を仕掛け終わったときに、山道の斜め下の方で笹薮が動く物音を私は聞いたのであった。
「まだ、いる」と私が事務局長に伝え、山道を下ったのである。
民家のある道路に出てから羆の物音のした方に追い払うための花火を仕掛けようと道路を歩いていたその時、パトカーの拡声器から、「羆がいました、今パトカーの後方の山すそにいます。」と非常に大きな興奮した声が聞こえたのである。
この警察官が発見したのであるがその発見が今回の功績と言えば町民の安全の観点から最も大きな功績であると言える。(そのことは、後で駆けつけた砂川署の生活安全化の署員に伝えた。)

そこで私はすぐにその方向に行ったところ、羆の姿を林の暗い中黒い姿を確認したのである。
町の職員、警察官、見に来ていた町民がその行方を見守ったのである。

その羆の行く方向を私も追ったのである。

土曜日の新聞に、その時の様子が載ったようだ。

羆の出没が続いていた中、上砂川中学校から300メートルの山中で、警邏中の警察官と猟友会の会員に雄の羆が発見され駆除されたと。
羆の写真も無くただ短い記事が掲載されただけである。(写真など掲載する必要はないのである。)

これが火曜日砂川道院の稽古日の午前中の羆騒動である。
9月の砂川の羆騒動、9月10月の上砂川の羆騒動はこうして幕を閉じたのだと言いたいところだが、実は砂川の山中では羆が鹿を一頭持ち去ったことが分かっているのでまだ騒動は続く事になる。

10月10日の砂川クラブの稽古の映像です。
酒井克彦拳士(左)に指導を受ける宮本拳士(右 滝川西高等学校1年)

最近の稽古は11月の昇格試験に向けての稽古が主となっている。
勿論、少年部は実戦的動きを主として、後ろ回し蹴りを指導したが、映像は無いのが残念である。

合掌再拝 池上治男




2012年10月7日日曜日

2012年10月7日北海道武專 海鋒雅之先生

合掌

10月秋の深まりの中、山形天童長岡道院海鋒先生が本部派遣教師として参坐された。次代を担う「大丈夫」である。温厚かつ明るい山形人である。
主坐 海鋒先生、打棒 宮末北見道院長、太鼓 札幌平和道院斉藤先生。
素晴らしき「鎮魂のとき」であった。 教区代表を務める海鋒先生の坐禅の姿 映像でとくとご覧あれ。

第6回全国中学生少林寺拳法大会において女子単独演武で第5位に入賞(初段では1位)した、武專研究科の仲野拳士のお嬢さん立命館慶祥中学3年美登里拳士が武專に参坐して挨拶にみえた。
彼女には、大会入賞のお祝いを伝えた。お父さんは勿論お母さんの喜びは例えようもない。
美登里拳士は、深川道院の鈴木道院長の娘さん河南子拳士と稽古をした。

二人の稽古を見ていて感慨深いものがあった。
鈴木道院長は私の弟子であり、砂川道院に入門した鈴木拳士と滝川道院所属の拳士(くにちゃん)と結婚し、河南子拳士はそのお嬢さんである。今日気付いたのであるが、河南子は河南省の河南であると!

私が少林寺拳法を滝川・砂川で布教活動をしていなければ生まれていない生命であったといえるかもしれない。
 滝川道院、砂川道院の拳士間の結婚は10組を超える。

少林寺拳法を通して多くの出会いがあり、可能性を今日の稽古に見た思いがしたのである。

武專は、自己研鑽の高揚の場であり、道場の垣根を越えた交流の場である。

合掌再拝 池上治男

10月22日は私は青森武專出張予定。

守屋先生暫くぶりに参坐されてお元気な様子で何よりでした。

北見武專に札幌から参坐した福田拳士、川渕拳士に今日会ってお礼を申し上げた。
10月は帯広武專である。道央地域からの参坐を一人でも多くお願いしたいものである。

動画には氏名解説は省略してあります。