2011年8月14日日曜日

2011年8月 宇治岡屋支部から高津姉妹がやって来た。

2011年もいよいよお盆;夏の北海道、短い暑さ。
北海道は本州から来られている人にとっては束の間の過ごしやすい季節でもある。

滝川道院砂川道院は夏も通常通りの稽古です。
以前は、夏休みに合わせて稽古の日程も少なくした時期もありました。
在籍拳士の夏の過ごし方も以前と変化し、割と夏休みの季節に市外に出かけるのが少なくなってきたのも一つの要因です。

また、ここ数年、イギリスのダラム大学との交流などで彼らが滝川・砂川に訪問してくれるようになったその日程にも起因しています。
本山本部での夏合宿の帰りに北海道の姉妹道院の私の所への訪問。
つまり、私たちが滝川砂川を留守にするわけにはいかなくなった。

また、中学生大会或いは北海道大会等のための稽古を疎かにすることができなくなったことも要因に挙げられます。

それ以上に、私自身が一日でも少林寺拳法の指導を夏休み期間も行う楽しさが一番の要因でもあります。
武専の指導で道内外にでかけることが多くなったために、自分の道院また監督をしている二つの大学の指導のために一日でも多く指導日を設定しなければならないことが最も大きな要因であるのではないかとも思います。

兎に角、「一年中稽古稽古で明け暮れている。」わけです。

ここ数年、京都宇治岡屋支部 辻崎先生の所から
小学校4年の高津聖良(こうづ きよら)、
小学校3年の璃良(あきら)の姉妹拳士が夏休み期間中砂川道院の稽古に来るようになりました。
二人とも4級拳士。

数年前、二人が雨竜町の祖父母の家に遊びに来た時に、私の所に電話がありました。
おばあちゃん曰く、京都で孫が少林寺拳法を始めたのですが、夏休み期間中私の道場に来てもいいかというものでした
勿論、快諾
しかし、初めて来たときはまだ小学校に入学して間もない年齢。
そのときの道場の稽古は、全国中学生大会のための稽古の真っ最中。
かなり私の指導の状況が二人にとっては驚愕のものであったと見えて、稽古に参加するどころではなく、泣き出してしまったの今思い出される次第。
昨年は確か姉だけが稽古に来たはず、しかし今年の夏は驚いたことに姉妹揃って来たので、道院の皆も驚いたというより、二人が成長したことに喜びを禁じ得なかった。
継続は力なり!
他人の釜の飯を食べることも成長のためには必要なこと。

鎮魂行にも参禅し、短い夏の思い出にもなれば幸い。
少林寺拳法の絆はこうした交流から生まれる。

気負うことなく、稽古の最初から最後まで遣り通すことが成長のエネルギーになることは間違いない。
暑い京都から毎年、優しい祖父母のまちを訪れ、その時に地元の道院に顔を出す、これぞ誠の教育ではないか。

身体を父母より享けたることを感謝する人間になる」ことは間違いないであろう。

こうした一年の道場の季節感から、我が道院はお盆だけの休みで、後は日々変わらずの稽古修行の日々が秋へと続きます。

お知らせ:砂川の銀座通り砂川道院の外装工事(前面塗装工事)のために、16日の学科の稽古日は休みといたしました。
壁からの雨漏りが激しく建物所有者が塗装工事をお盆休み中に突貫工事で行うこととなった。

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