晴見道場も、大町道場も除排雪に大変な苦労を強いられてしまいました。
北国の宿命です。晴見道場は屋根に歩いて上がることができる状況です。晴見道場は次男の航大がかなり積もっていた雪を一人で全部下ろしてくれました。それでも今またかなり積もって来ています。 田舎で道場を持つと言うことの大変さはなかなか理解しがたいでしょうが、それでも機構改革における専有道場保有に関してはその保有の喜びに換えがたいものがあります。
いつでも稽古できることに優るものはありません。
小林優輔拳士と道警の宮崎拳士が正月の大雪の中やって来て、晴見道場で演武の稽古を行いました。
次の動画は、稽古中に質問を受けた、下受蹴小手投です。下受、掛手、蹴りの方向、蹴りの後の方向、投げの方向、龍の型の応用、特に小手投の投げ方は振り投げであることを理解しなければ、馴れ合いの投げに終わることを詳細に注意しました。最近の演武大会におけるこれらの技術が、効いてもいないのに自分から飛んでいく体操になっているのが懸念されることも促しました。
相手が武器を保持しての攻撃を避ける意味でも、振り投げの意義を理解して初めてこの技術をやや修得したと言えるのではないかと伝えました。
振り投げはかなりの危険を伴うので、ここでは行うことができなかったが、受身の熟達した拳士を相手に行う必要がある。
ただ、初心者が行う技術としては興味深いものであることは確かである。投げ飛ばさなくとも効いていれば転がす如くの方法で十分である。その方が自分から飛んでいくようなものより遥かにいいものであることは言うまでもない。
今週末は、栃木武専出張である。
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